スイッチのCLI操作
前提
コマンドを実行して、何も表示されなければコマンドは成功したということ
ただしモード移行などは例外
まずは特権モードに移行
>enable
>から#に変化する、#になれば特権モード
特権モードでは設定はできないが、設定の確認はできる
コンフィグレーションモードに移行
configure terminal
もしくは
conf t
#の前に(config)がつく
exit
一つ前のモードに戻る
コンフィギュレーションモードに移行した場合は、一つ前の特権モードに戻る
no ip domain-lookup
存在しないコードを実行した場合に1分くらい処理がストップしてしまうため、上記コマンドを実行しておくことで、処理がストップしてしまうことを防ぐ
(lookupの時間をなくす、ということなので、要するに検索しないということ)
hostname ホスト名
ホスト名の変更
VLAN
LANの仮想化
マネージドスイッチの中にアンマネージドスイッチを大量に作成するイメージ
必ずポートに対してVLANを割り当てるという接続方法になる
accessモード
1ポートに対して1つのVLANを割り当てるモード
Trunkモード
1ポートに対して複数のVLANを割り当てるモード
vlan oooo
これで vlanを作成することができる
しかし、ポートは選択されていない、vlanを作成しただけ
interface ooo
#一つのポートを選択する
interface range oooo
#複数のポートを選択する
rangeの場合、連番であれば「fa0/1-4」というように入力可能
連番ではない場合は,で区切る
省略されているが、fast Ethernetのポート1番を選択している
(config-if)
configの-の後は何か作成したり、選択した場合に作成したものが選択される
switchport mode trunk
#トランクモードへ切り替え
switchport mode access
#アクセスモードへ切り替え
・VLAN割り当て
●Accessモード
switchport access vlan VLANID
ex)switchport access vlan 100
●Trunkモード
switchport trunk allowed vlan VLANID
ex)switchport trunk allowed vlan 101-102
?
その後に入力できるコマンドを一覧表示することができる
スペースありの場合はコマンドの後に入力できるコマンド
スペースなしの場合はそのアルファベットで入力できるコマンドが表示される
end
特権モードに戻る
show oooo
設定情報を確認するコマンド
・running-config
→起動中(動作中)に設定値が書き込まれるコンフィグファイル
・startup-config
→起動時に読み込まれるコンフィグファイル
必要な時に初めて作成する
作成することで、起動時に読み込まれるため、停電対応などでスイッチがパワーオフになる時にstartup-configから読み込まれる
起動時に読み込まれるため、必ず設定値に変更点があった場合は上書きする必要がある
write
running-configを元にstartup-configを作成してくれる
二回目以降のstartup-configは差分を上書き保存してくれる
特権モードでしか実行できないコマンド
erase startup-config
startup-configを消去する
※機器によってはdeleteコマンドを使用することがある
show mac address-table
スイッチ側でmacアドレスとポート、vlanを確認できる
ただしキャッシュ情報を表示しているので、キャッシュがなくなるとデフォルト表示しか表示されなくなる
ARPはイーサネットやWi-FiなどのLAN上でMACアドレス(物理アドレス)とIPアドレスの対応関係を調べるための通信規約(プロトコル)
ARPテーブルとは、ARP(Address Resolution Protocol)によって割り出したIPアドレスとMACアドレス(EthernetやWi-Fiなどの物理アドレス)の対応表
show spanning-tree detail
STP使用状況の確認
show spanning-tree
ポート状態確認
Name State Prio.Nbr Cost Sts Role Restricted
Gi1/0/1 Enabled 128.1 0 DIS Disb No
Gi1/0/2 Enabled 128.2 0 DIS Disb No
Gi1/0/3 Enabled 128.3 0 DIS Disb No
Gi1/0/4 Enabled 128.4 0 DIS Disb No
Gi1/0/5 Enabled 128.5 0 DIS Disb No
Gi1/0/6 Enabled 128.6 0 DIS Disb No
Gi1/0/7 Enabled 128.7 20000 FWD Desg No
Gi1/0/8 Enabled 128.8 20000 FWD Desg No
show spanning-tree active
FDW状態のポート確認
FDW:フォワーディング。機器やソフトウェアなどが別の機器から受信したデータを指定された別の機器などへ、手を加えずにそのまま送信する動作
show spanning-tree blockedports
ブロッキング状態のポート確認