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ネットワークを冗長化構成にする

Last updated at Posted at 2021-11-16

STP

ループ検知し、検知した場合にはポートをブロックする機能
ネットワークを冗長化すると必ずループしてしまう
しかし、ループしてしまうと問題しかないので、一つの経路のパケットをブロックすることでループを回避する
だが、実際一つの経路をブロックするので、性能としては50%しかない

BPDU(Bridge Protocol Data Unit)と呼ばれるフレームを送信し、送信したポートに戻ってくることでループ検知している
STPを改良して高速(Rapid)収束を実現したプロトコルとなるRSTP(Rapid Spanning Tree Protocol)もある
トポロジーに変更があった場合、STPは最大50秒間で収束するのに対して、RSTPでは数秒以内で収束

トポロジー

ネットワークの接続形態のこと
ネットワーク接続の図をイメージする

リンクアグリゲーション

複数の物理ポートを論理化することで、冗長化と耐障害性を担保する機能
STPと異なる点としてパケットをブロックしないため、性能が100%発揮される
負荷分散が可能になる
メーカーによって呼び方が違う
Ciscoならイーサチャネル
DELLならポートチャネル

リンクアグリゲーション設定前はスイッチを冗長化してもSTPが優先される
(オレンジ色の部分がブロックしている箇所)
スクリーンショット 2021-11-16 10.31.13.png

動的リンクアグリゲーション

LACP、特殊なプロトコル

スイッチ同士で設定することもあれば、スイッチとサーバーみたいな感じでリンクアグリゲーションを設定することもある
その時にLACPに対応していない機器もあるため、その時は静的リンクアグリゲーションを使用する

静的リンクアグリゲーション

基本的に動的リンクアグリゲーションを使う

設定方法

1.VLAN作成
2.物理ポート選択
3.リンクアグリゲーション構成
4.ポートチャネル選択
5.VLAN割り当て

論理的にまとめたいポートを選択する

channel group ポート番号 mode active or auto or desirable or on passive
※activeが動的、passiveが静的

すでにある論理ポートにまとめるというイメージ

これでポートのスイッチのポートの論理化ができる

あとはVLANを割り当てればOK

設定が完了すれば全てリンクアップになる
スクリーンショット 2021-11-16 10.57.09.png

さらに

show ethernetchannel summary

で確認した時にスイッチのポートの横に(P)という表示が出る

スタック構成

L2スイッチを複数にし、耐障害性を担保する
メリットとしてはコンフィグを一つで管理することができるが、デメリットとして、一つのL2スイッチを再起動すると、スタック構成になっている他のスイッチも再起動になってしまう

リンクアグリゲーションでは経路の耐障害性を担保しているに過ぎず、スイッチの耐障害性については担保していない。
そこで、スイッチの耐障害性を担保するために、スタック構成を使用することがある。

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