前提
・Tabcmd実行マシンは、Windows OSを前提にしております。
参考サイト
手順
1.Tabcmdのインストール
①以下のサイトから、Tabcmdをダウンロード
・Windows OSの場合:tabcmd.exe
・mac OSの場合:tabcmd-mac.zip
②Tabcmdをインストール
ダウンロードしたtabcmd.exeをダブルクリックして、インストール
インストール先など変更の場合は、以下のヘルプをご参照ください。
2.Tableau CloudのPATを作成
①Tableau Cloudの右上のプロファイルアイコンをクリックし、「マイアカウントの設定」を選択
②個人用アクセストークンのトークン名を入力し、「トークンを作成する」をクリック
※表示されるシークレットは2度と表示されないため、メモしておく
3.Tabcmdより、Tableau Cloudへログイン
①コマンドプロンプトを起動し、tabcmd.exeをインストールしたフォルダに移動
例:
C:\Users\testuser>cd Downloads
②手順2で作成したPATを利用して、Tableau Cloudへログイン
例:(日本のPodではない場合は、-sのURLを変更してください。)
tabcmd login -s https://prod-apnortheast-a.online.tableau.com -t サイト名 --token-name トークン名 --token-value トークンシークレット
4.Tableau Cloudからビューをダウンロードするバッチを作成
@echo off
cd "C:\Users\testuser\Downloads"
tabcmd export "_PL_01/sheet4?カテゴリ=家具&サブカテゴリ=テーブル" --pdf -f "C:\Users\testuser\Downloads" --filename "test.pdf"
補足:
・export後ろの""の中には、<workbook>/<view>を入力。ビューのURLの.../views/後ろの部分から切り抜く
・フィルターは、?の後ろにフィルター名と値を入力。複数の場合は、&で区切りをする
・パラメータ指定の場合は、頭にParameters.を追加
例:
@echo off
cd "C:\Users\testuser\Downloads"
tabcmd export "_PL_01/sheet4?事業部=事業部B&Parameters.費目切り替え=固定費" --pdf -f "C:\Users\testuser\Downloads" --filename "test.pdf"
5.バッチを実行
①バッチをダブルクリックして、実行
②Windowsのスケジュールに登録して、自動化する場合は、以下のブログをご参考。
トラブルシューティング
①プロキシ
プロキシーが途中経路上に存在する場合は、—proxy もしくは -x オプションが利用可能。
プロキシーで認証が必要な場合は、あいにく対応するオプションが実装されてないため、
プロキシーを回避してインターネット経由でTableau Cloudへ接続頂く必要がある。
(抜粋)
-x, —proxy
Use to specify the HTTP proxy server and port (Host:Port) for the tabcmd request.
②tabcmd loginユーザ
tabcmd loginコマンドを使用する場合は、サーバーがSAMLを使用するよう構成されている場合でも SAMLシングルサインオン(SSO)を使用できない。
ログインするには、サーバー上で作成されているユーザー名とパスワードを渡す必要がある。
ユーザ名とパスワードを渡せない場合は、手順2を参考にPATをご利用ください。