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ITエンジニアが間違えやすい英語8選

Last updated at Posted at 2022-12-11

TL;DR

我々エンジニアが間違えやすい英語をまとめてみました。実際に聞いたことのある、むむっ:worried:と思った間違いを中心にまとめています。

# ジャンル
1 deny, allow 一般
2 レスポンシブ(ル)対応 フロントエンド
3 複数形の混じっているAWSサービス名 AWS
4 Azure Azure
5 brew 一般
6 master 一般
7 IAM AWS
8 Warning AWS

1. deny, allow

deny

読み方は「ディナイ」。「デニー」と読むと昔の西部のピッチャーになってしまうので注意。deniedは「ディナイド」、拒否される(た)という意味です。

allow

読み方はアラウです。アローだと弓矢になってしまうので注意。許可する、という意味です。

2. レスポンシブ(ル)対応

レスポンシブ(responsive)は、「(変化に)応答する」というような意味です。デバイスによってレイアウトが変わるWebサイトのことをレスポンシブなWebサイトといいます。レスポンシブル(responsible)は「(〜に)責任がある」とか「信頼できる」というような意味。Web開発で使われるのは自分の知る限りでは前者(レスポンシブ)。

以下のサイトに簡潔な説明がありました。

端末に応じて表示を設計したものを「レスポンシブWEBデザイン」といい、既存のPC向けサイト・モバイル専用サイトをレスポンシブWEBデザインに修正することを「レスポンシブ対応」と表現します。

3. AWSサービス名の複数形(例:Systems Manager)

地味に複数形なサービスが多いので注意が必要です。例えば、
IoTイベント → IoTイベンツ
システムマネージャー → システムズマネージャー

意外と複数形なAWSのサービス

  • Secrets Manager
  • Systems Manager
  • IoT Events
  • CloudWatch Events
  • Step Functions

ちなみにAWSもAmazon Web Servicesと複数形だったりします。

4. Azure

日本語読みで「アジュール」といっている限りは問題ありませんが、英語読みは、「アジャー」(アを強く)です。ときどき「エイジャー」も聞きますが、間違いみたいです。英語でAzureのことについて話す機会があるときは気をつけましょう。

※ちなみにazureの本来の意味は晴れた空の明るい青色、という意味みたいです(日本語で言う水色ですね)。

5. brew

ブリューと読みたくなりますが、ブルーです。発音記号は「bruː」。

brewが使われている言葉の例

homebrew→ホームブルー
※MacOSのパッケージマネージャー

DataBrew→データブルー
※AWSのデータサービス

本来間違ってはいますが、日本の世間的にはブリュー読みが多数派になってきてしまっているみたいです。ちょっと前のスタバの新作も「〇〇ブリュー」となっていました。個人的には「ぶりゅー」はあまり綺麗な音ではないので、嫌な風潮だと思っています。

6. master

マスターなのか、マスタなのか。メモリーなのか、メモリなのか。トランジスターなのか、トランジスタなのか。

以下の記事によると伸ばしましょう、という流れになっているらしい。その方が元の英語の発音に近くなるので、個人的にはとても嬉しいです。

7. IAM

IAMはAWSの権限設定サービス。アイアム。アイエーエム。これはどっちでもいいんです。日本だとなぜかアイアムと呼ぶ人が圧倒的多数な気がします。AWS公式の人はアイエーエムと言っていることが多かったので、自分はアイエーエムと呼んでいます。世界的には以下の個人が行なった調査を見ると半々くらい?

Mac派とWindows派、テキストエディターは何を使うか、TensorFlowかPyTorchか。これらに続く変な宗教戦争にならないといいですが、ってならないか。。

アイエーエム派の例

アイアム派の例

8. Warning

警告、の意味です。ワーニングと言う呼ぶ人が圧倒的大多数な気がしますが、発音はウォーニングが正しいです。ただこれはもうある種IT業界の和製英語として定着している気もするから一概に正しい間違っているの話ではないのかもしれないですが。。

walk→ウォーク:smiley:
water→ウォーター:smiley:
warning→ワーニング:thinking:???

JavaのWARファイルもなぜかワーファイルと呼びますよね。
Warningは日本のIT業界で働いている英語話者が一番ストレスを感じている英単語かもしれない。。

番外編

以下も1, 2回聞いたことのある間違い。

month

マンツではなく、マンスです。1月、2月の月です。

environment

エンビロンメントではなく、エンバイロンメントです。環境、ですね。

dimension

次元、という意味です。ディメンションと読みます(ダイメンションもOK)。ディメンジョンと濁るのは間違いです。

Numpy

AIとかで使うPythonのライブラリーです。ナムパイと呼んでいる人が多い気がしますが、元々の英語の音からするとナンパイと呼ぶ方が近いし、呼びやすい気がします。

以上です。

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