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Web系転職で学んだエンジニアにとってのモチベーション管理

Last updated at Posted at 2019-12-06

この記事は、SIer脱出を語る Advent Calendar 2019の6日目の記事です。

経歴

今年(2019年)の4月に大学を卒業し、地元のメーカーの社内SEとして働き始めました。
そして、今年の11月にWeb系への転職を決意しました。
その中で、プログラミングに対してのモチベーションの波があったような気がします。

今回の記事では、そのモチベーションの波を分析し、自分もしくは人間はどのようなシチュエーションに置かれるとモチベーションが高まるのかを考えていきたいと思います。

社内SEとして働き始めた頃

4月に入社した私は、やる気に満ち溢れていました。
今まで大学での研究などでしかプログラミングをしていなかった私は、
仕事でプログラミングをすることとなった時に、わくわくもありましたが不安な気持ちでいっぱいでした。
その不安を消す一番の方法は、勉強することでした。
会社で学んだことを家で復習し、会社でそのインプットを仕事として活かす。という流れでした。
入社してから1~2か月は、モチベーションは高い状態が維持されていました。

入社後のモチベーション停滞期

入社して三か月が経った頃、モチベーションは落ち始めていました。
仕事にも慣れ、仕事内容としても新人に任せられる程度の仕事ということもあり、正直家で勉強するほどの仕事内容ではありませんでした。
ただ、入社してからプログラミングを本格的に勉強し、好きになっていたということもあり、
「何かを勉強したい」という気持ちはありましたが、何を勉強すればよいのかがわかりませんでした。
今思えば、勉強をする必要性を感じていなかったのかもしれません。

Ruby on Railsをはじめる

先ほども書いたように、「何かを勉強したい」という欲求を満たすために、なんとなくでWeb系のプログラミングをはじめました。
HTML/CSSからはじまり、JavaScript,Ruby, Sinatra, Railsという順番です。
なんとなくで始めてみましたが、これにハマりました。
HTML ~ Sinatraまでは、「こんなもんか。。」という感じでしたが、Railsを始めると、
学習コストは少し高い気がしましたが、覚えると比較的簡単に自分が思い描いたアプリケーションが作れることに感動しました。
この頃は平日であれば2時間程度、休日でも4時間程度の勉強時間を取るモチベーションでした。
モチベーションの高さでいうと中の中くらいです。
この頃も、「楽しい」という感情はあったものの、仕事で使うわけではなくあくまで趣味での学習のため、
勉強に対しての「必要性」を感じていませんでした。

転職を決意

そんな中で、Web系のプログラミングにハマり、次第に社内SEとしての仕事がつまらないと感じ始めていました。
「仕事としてWeb系のプログラミングをしたい」「プリンタの設定の仕方を暗記するために会社に入ったわけではない」
そのような思いが強くなり、私は今年の8月中旬に転職を決意しました。
転職を決意してからの毎日の学習時間は、趣味として学習していた頃のおよそ2倍ほどになっていました。
仕事は定時に帰り寝るまで勉強、休日が大好きな野球の練習も休み1日中勉強していました。
そして、ポートフォリオとしてエンジニア向けのマッチングアプリを開発し、公開しました。
この頃のモチベーションは今までの人生の中でもトップレベルで高かったと思います。
これは、転職をする際に必要なポートフォリオを作成しなければならないという「必要性」があったからだと感じています。

そして現在

ありがたいことに、Wantedlyなど求人サイトでは10社ほどからスカウトをいただき、
その中で地方でECサイトを海外向けにも開発している企業への転職を決意しました。
ポートフォリオではRuby on Railsを使っていましたが、転職先ではECサイトならではのプラットフォームや、
Node,js、Reactなどを使用します。
これらの技術も当然自分にとって必ず「必要」な技術です。

伝えたいこと

長々と書いてきましたが、伝えたいことは1つです。

モチベーションのありかはやりたいことではなくやるべきこと

賛否両論あるかもしれませんが、私はこうだと考えています。
エンジニアという仕事は、最新の技術に常にアンテナを張り続けなければなりません。
しかし、それを駆け出しの頃からずっと続けるのは難しいと思います。
まずは、私の転職時のように必要な技術をただひたすらに勉強をし続けることが大切です。

そして、エンジニアとなり働き始めることで、
「最新の技術に常にアンテナを張り、努力し続けること」
これが、自分にとって「必要性」のあるものになるはずです。

話が脱線しまくっている気がしますが、もしSlerなどでモチベーションが低下し続けているのなら、自分の人生にとって必要性の高いものを見つけ、転職なり独立をするべきです。
Slerなどでモチベーションを常に高く持ち、努力をし続けれるのならば、
最近のWeb系転職ビッグウェーブには乗らずに頑張り続けるべきだと私は考えいます。

最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます。
エンジニアにとってモチベーションは本当に大切だと思います。
駆け出しの方やWeb系へ転職を考えている人の中で、モチベーションが低下してしまっている方の参考になれると幸いです。

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