はじめに:なぜ今、ユーザビリティが重要なのか?
みなさん、こんにちは。日々Figmaと格闘しながら画面設計に励むイェンです。
「使いやすい」と言われるアプリやWebサイト。実は、その裏には綿密に計算された設計があるんです。今回は、私が実際のプロジェクトで学んだ、ユーザビリティを向上させるための5つの鉄則をご紹介します。
これらの鉄則を押さえておけば、ユーザーから「使いやすい!」と絶賛されるデザインが、きっと作れるはずです。さあ、一緒に探検してみましょう!
【1】 シンプルイズベスト:余計なものは思い切って削ろう
ユーザーが迷わず操作できる画面を作るには、シンプルさが鍵となります。
・不要な要素を削除し、本当に必要な情報だけを表示する
・情報の優先順位を明確にし、重要な要素を目立たせる
具体例:
ナビゲーションメニューは5-7項目に絞り、よく使う機能をトップレベルに配置します。
Figmaでは、コンポーネントを作成し再利用することで、一貫したシンプルなデザインを維持できます。
★あなたもチャレンジ!
今すぐできる改善:現在のデザインで、本当に必要な要素を3つ選んでみましょう。それ以外を隠してみるとどうなりますか?
【2】一貫性は信頼の証:ブレないデザインで安心感を
一貫したデザインは、ユーザーの学習コストを下げ、操作の効率を高めます。
・ボタン、アイコン、色使いなどのデザインパターンを統一する
・用語や表現を統一し、ユーザーの混乱を防ぐ
具体例:
Figmaのスタイルガイドを作成し、チーム全体で共有します。
これにより、プロジェクト全体で一貫したデザインを維持できます。
★ポイント!
自分のプロジェクトで使われている「ボタン」のスタイルを全てリストアップしてみましょう。
3種類以上あれば要注意です!
【3】即レス最高:ユーザーアクションへの即時フィードバック
ユーザーのアクションに対して即座にフィードバックを提供することで、操作の確実性が増します。
・ボタンクリック時の視覚的変化
・フォーム入力時のリアルタイムバリデーション
・処理中の状態を明確に表示する
具体例:
Figmaのプロトタイプ機能を活用し、ボタンのホバー状態やクリック時のアニメーションを設定します。
これにより、実際の使用感をシミュレートできます。
★やってみよう
自分のプロジェクトのフォームで、ユーザーが「不安に感じそうな項目」をリストアップ。
それぞれにどんなフィードバックが必要か考えてみましょう。
【4】馴染みは正義:ユーザーの習慣を大切に
ユーザーが慣れ親しんだUIパターンを採用することで、学習コストを低減できます。
・一般的なUIパターンを採用する(例:買い物かごアイコンはeコマースサイトのカート機能を表す)
・プラットフォーム固有のガイドラインを遵守する
具体例:
iOSとAndroidでは異なるデザインガイドラインがあります。
Figmaでは、プラットフォームごとにコンポーネントを作成し、適切なデザインを適用します。
★考えてみよう
自分のプロジェクトで「独自すぎる」と感じる部分はありませんか?
それを一般的なUIに置き換えるとどうなるか、スケッチしてみましょう。
【5】誰でも使えるが正解:アクセシビリティは基本中の基本
多様なユーザーが快適に利用できるよう、アクセシビリティに配慮することが重要です。
・適切な色のコントラストを確保する
・十分な大きさのフォントサイズと行間を設定する
・スクリーンリーダーに対応したラベル設定を行う
具体例:
Figmaのプラグインを活用し、色のコントラスト比をチェックします。
また、テキストレイヤーには適切な代替テキストを設定し、スクリーンリーダーでの読み上げに対応します。
★今すぐできること
自分のデザインを白黒で見てみましょう。全ての情報や操作が問題なく理解できますか?
まとめ
ここまで、5つの鉄則を見てきました。どれも「なるほど!」と思えるものばかりだったのではないでしょうか。
【1】シンプルさを追求する
【2】一貫性を保つ
【3】フィードバックを即座に提供する
【4】ユーザーの習慣を尊重する
【5】アクセシビリティに配慮する
これらは、私が何度も失敗と成功を繰り返して得た教訓です。でも、知っているだけでは意味がありません。大切なのは、明日からのデザインで実践すること。
みなさんの素晴らしいデザインを、楽しみにしています!
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