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ロボコンサークルの新入生教育ってむずくね

Last updated at Posted at 2021-12-22

概要

今年ロボコンサークルで新入生教育担当になった僕が大変だったことを書く記事です。アドベントカレンダーのネタが思いつかなかったのでとりあえず書いてみました。

大変だったこと

1.コロナ

まずはコロナ系です。コロナ禍特有の事情でいろいろ大変でした。

予定が崩壊

コロナのせいで予定がいろいろ狂いました。
僕が新入生教育担当になったのは大体今年の3月くらいだったのですが、そのときに他の新入生教育担当と3人でどんな感じで進めていこうかって計画を何度も練っていました。
最初には大体このくらい来て、学祭ではこれくらい入ってくれて、このあたりで人員増やして対応して、ここで一旦部内戦挟んで…みたいな感じで考えてました。
しかし、いざ4月になって新入生が入学した矢先、緊急事態宣言が発令されちゃいました。
大学の活動はもちろんほぼストップ。大学が始まって1週間くらいでオンライン授業になったせいで対面授業お試し期間とか言われてましたね。(うちの学部はそもそも対面授業なかったけど)
やるはずだった大学祭は中止になり、対面でやる予定だった新入生向けの勉強会とかも全部オンラインになっちゃいました。部内戦も計画していたんですが、開催できませんでした。
結局この緊急事態宣言は9月まで延長されました。
今振り返ってみると、当初の予定は大体コロナで狂ったなあと思います。

人が集まらない

今でこそうちのサークルは昨年以上に1回生が入部してくれていますが、前期はとても少なかったです。
オンラインで開催している勉強会は最初こそ10人弱来てくれていたものの、だんだん数が少なくなり、前期の中間明けでは4,5人しかいませんでした。回路の勉強会に至っては1人しか参加者がいないこともありました。
入部の申請を出してくれている人数に対して、勉強会の参加者がかなり少ないという状況でした。
2回生の周知不足、中間試験などの要因もありましたが、この人数にはちょっと危機感を覚えましたね。
なんとか人数が集まってくれて良かったです。

対面で会えない

前期の後半からは大学の活動基準が緩和されて、対面で新入生を迎え入れることができたのですが、前期の前半は完全オンラインでお互いに顔を合わせられない状況でした。勉強会もオンラインだとどこまで理解できていてどこがわからないとかがうまく把握できず、もどかしい思いをしました。やっぱり、ものづくり系サークルで勉強会がオンラインっていうのは致命的だと思ってます。加工ができない、マイコンが触れないって状況だと正直何もできません。やってもらうことで初めてわかることがほとんどなのに、こちらから一方的に教えるだけになってしまうのは良くないですね。(仕方ない部分もありますが…)

2. 環境構築、カリキュラムの組み方

環境構築

うちのサークル、環境構築することがめちゃくちゃ多いんです。まずは連絡ツールとしてslack, 各班でCADやコンパイラなど様々なソフトを新入生のPCにぶちこむ必要があります。

特に制御班でプログラミングをするとなると、環境変数をいじったりするところがでてきたりコマンドプロンプトを使わざるを得ないこともあります。普通の人だったら怖くて触らないところですよね。僕もあんまり触りたくないです。
こういう環境構築をときにはオンラインで、上回生数人で一斉にさばいたりしてました。結構大変でした。
新入生が持っているPCは十人十色で、PCのメーカーは当然違いますし、授業の関係で環境をすでに構築していたせいで、Python周りや環境変数がぐちゃぐちゃになっていることもよくあります。授業ではオンラインコンパイラ以外使わんでほしい()

また、今年からの事情ですが、生協でM1 Macを販売し始めたため、新入生でも数人M1 Macを所有している人がいました。
こいつが曲者で、Windowsでしか入らないソフトがあったり、ARMコア使ってるせいで動かなかったりするんですが新しい機種だから全然情報がなくてまじで苦労しました。
Macは元をたどればLinux系なんでうまく使えば開発向きの優良PCになれると思うんですが、如何せん新しすぎましたね...来年はもっと楽に環境構築できると信じてます。

カリキュラム

今年は勉強会のカリキュラムの組み方にも悩みました。通常、先輩達が作ってきた資料を用いて勉強会を行うのですが、オンラインでの勉強会にも対応できるよう、内容や演習量を調整しました。
ただ、どうしても教えたいことと実際にわかってくれていることには差が生まれてしまいます。ほとんどが大学からロボコンを始めるうちのサークルで、学部でも学ばないケースが多いプログラミングをどうやって少ない時間で教えようか、というのはとても難しい問題でした。結局、勉強会では教えたいことは十分には教えきれず終わってしまいました。
個人的にはここがかなり後悔しているところです。新入生にもちゃんとした知識を教えられないままロボコンに向かわせることになってしまい、申し訳なく思います。

おわり

長々と自分の苦労話をしてしまいました。すみません。
結局僕たち2回生世代は、コロナ禍で新入生教育を受け、コロナ禍で下の世代に新入生教育をすることになる初めての世代でした。2年もコロナを経験しているんだから、この先もまだ続くであろうこの状況に対する最適解が思いついてもおかしくないと思うのですが、全然浮かばないですね。どう考えても対面でできる方がいいです。来年はずっと対面でできるといいな…

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