はじめに
今回は「仕事が捗るショートカット集」をテーマに、PowerPointのショートカットをいくつか紹介しようと思います。前回の「【Excel】仕事が捗るショートカット集」のPowerPoint版です。
資料作成などを通して私が便利だなと感じたものを、私の独断と偏見でいくつか紹介します。
使用環境はWindows10になります。
対象読者
・PowerPoint初心者
・PowerPointで資料作成をする人
ショートカット集
基本ショートカット11選
おそらく誰もが知っているであろうショートカット(Excelとほとんど同じ)です。
No. | コマンド | 操作キー |
---|---|---|
1 | コピー | Ctrl + C |
2 | 切り取り | Ctrl + X |
3 | 貼り付け | Ctrl + V |
4 | 上書き保存 | Ctrl + S |
5 | 全選択 | Ctrl + A |
6 | 元に戻す | Ctrl + Z |
7 | 直前の操作を繰り返す | Ctrl + Y |
8 | 検索 | Ctrl + F |
9 | オブジェクトの複製 | Ctrl + D |
10 | プレゼンテーションの新規作成 | Ctrl + N |
11 | プレゼンテーションを閉じる | Ctrl + Q |
応用ショートカット10選(資料作成編)
ここからは知らなかったというショートカットもあるのではないでしょうか。
以下のショートカットを知っているだけで、資料作成の効率が大きく上がります。
No. | コマンド | 操作キー |
---|---|---|
1 | グリッドの表示/非表示 | Shift + F9 |
2 | 拡大・縮小 | Ctrl + マウスをスクロール / Alt + W + Q |
3 | オブジェクトを一つ背面に移動 | Shift + Ctrl + [ |
4 | オブジェクトを最背面に移動 | Alt + H + G + K |
5 | 大文字と小文字を切り替える | Shift + F3 |
6 | グループ化の解除 | Shift + Ctrl + G |
7 | 段落のレベルを上下する | Alt + Shift + 矢印 |
8 | 段落を揃える(中央or両端or左or右) | Ctrl + E or J or L or R |
9 | フォントのサイズを変更する | Shift + Ctrl + > or < |
10 | オブジェクトを左右or上下中央揃えにする | Alt + H + G + A + C or M |
応用ショートカット9選(プレゼンテーション編)★
ここでは、プレゼンテーションの際のショートカットを紹介します。
No. | コマンド | 操作キー |
---|---|---|
1 | 先頭のスライドからプレゼン開始 | F5 |
2 | 途中のスライドからプレゼン開始 | shift + F5 |
3 | 指定したスライドの表示 | 数字キー(スライド番号) + Enter |
4 | スライドに蛍光ペンで書き込み | Ctrl + I |
5 | スライドの書き込みを消す(すべて消す) | Ctrl + E (Eのみ) |
6 | レーザポインタを出す | Ctrl + 左クリック |
7 | 画面を真っ暗にする | B |
8 | BGMを大きくする | Alt + ↑ |
9 | 先頭のスライドに戻る | 左クリックと右クリックを同時に長押し |
※またF1でショートカット一覧を見ることも可能です。
いくつかポイントを記載します。
No.4 スライドに蛍光ペンで書き込み : Ctrl + I
こちらのショートカットを使うことで、スライドの伝えたい部分を強調したり、目線を集めることができます。
No.6 レーザポインタを出す : Ctrl + 左クリック
こちらのショートカットを使うことで、聞き手の目線を集めることができます。マウスカーソルよりも見やすいので積極的に使っていくと良いと思います。
No.7 画面を真っ暗にする : B
こちらのショートカットを使うことで、聞き手にスライドではなく、話に集中してもらうことができます。
適度に使用することで、強調したいポイントを示したり、聞き手への理解を促すことにつながると思います。
★ PowerPointは資料を作成するだけでなく、作成物をプレゼンテーションすることが多くあると思います。プレゼンテーションの際もショートカットを駆使することで、より聞き手の理解を促したり、聞き手を引き付けることができて効果的だと言えます。
まとめ
今回はPowerPointの便利なショートカット集を記事にしました。Excelに続きPowerPointもショートカットを知ることで資料作成の生産性をぐっと高めてくれます。またショートカットは生産性を高めるだけなく、作成物を聞き手に伝えることにも大きな効果があると思います。何のために使うかを考えると覚えも早くなるのではないでしょうか。みなさんどんどん使いこなしていきましょう。筆者自身も頑張ります!