#はじめに
PCのセットアップをしたり、何か開発を行っていると何かと登場する「管理者として実行する」というワードがあります。IT初心者の私としては、なんとなくPCに影響を与える重要ななにかしらを実行できるものというフワっとしたイメージを持っていました。あまり腑に落ちていないで、今回詳しく調べてみようと思い記事にします。
※IT初学者の目線で書いている(私がそうなので)ので、何か間違っていることなどありましたら、コメントなどお願いします。
#管理者として実行って何でしょうか
ではさっそく「管理者として実行」とはなんでしょうか。いくつかの記事を参考に調べてみました。
まず「管理者として実行」とは、「管理者権限」の話です。具体的に「管理者権限」とはどういったものかと言うと、(以下引用https://e-words.jp/w/%E7%AE%A1%E7%90%86%E8%80%85%E6%A8%A9%E9%99%90.html)
管理者権限とは、情報システムの登録利用者に与えられる操作権限のうち、システムの管理を行うためのもの。そのような権限を持つ利用者アカウントを管理者アカウントなどと呼ぶ。
システムに対する操作や設定の変更、ソフトウェアなどの導入や除去、データの読み書き、他の利用者への権限の付与や変更などを行うことができる強力な権限で、一般的にはコンピュータの所有者や情報システムの管理者に与えられる。
つまり管理者権限とは、システムに対する操作や設定の変更が可能な強力な権限であるということがわかります。タイトルにもなっている「管理者として実行」とは管理者権限を用いて何かしらを実行するということになりますね。
#管理者として実行する方法
では実際に「管理者として実行」を行う方法を説明します。
基本的に右クリックです。例えばVScodeで開発やセットアップを行う際、管理者として実行を使用するとします。以下のVScodeを開く画面で右クリックしてみてください。
すると「管理者として実行」が出てきました!
↓
このような形で「管理者として実行」を使用します。
#OSによって表現が異なる
実はこの管理者権限、OSによって表現が異なります。
Windows系 : admin権限
UNIX系(Linuxなど) : root権限
と表現されることが多いそうです。
では権限別にどのような違いがあるのでしょうか。
日経XTECHの記事が分かりやすかったので、引用させていただきます。
上記の通り、権限別によってできることが異なります。例えば、ソフトのインストールの際に「権限がありません」といったエラーが出る場合は、操作を行うユーザがGuestユーザだったことによってエラーが出るということがあるわけですね。
#まとめ
今回、「管理者として実行」について記事を書きました。最初に抱いていたフワっとしたイメージが多少は具体的なものになったのではないでしょうか。一般ユーザではできなことができる強力な権限であるので、何かシステムの環境セットアップや操作を行う際にエラーが起きる場合、「管理者として実行」をためすことでエラーを解決するこ打ち手の一つになると思います。
#参考
https://wa3.i-3-i.info/word12910.html