1. はじめに
今回は標準処理画面のカスタマイズについて記載します。
【前提条件】
・intra-mart e Builder for Accel Platform をインストール済みであること。
・intra-mart Accel Platform をインストールし、初期設定までが完了していること。
・開発環境のresinサーバーが作成されていること。
2. なにをカスタマイズするか
今回カスタマイズしたいことは、
「申請画面の根回しという名称を変更する」
というカスタマイズです。
具体的には、
上記の標準処理画面(申請画面)の「根回し」という文言を好きなようにカスタマイズするということです。
3. カスタマイズ方法
そもそもの仕組み
intra-mart Accel Platform本体のソースコードをカスタマイズする場合、直接そのファイルをカスタマイズする必要はなく、カスタマイズ対象のソースコードをsrcディレクトリ配下にコピーし、そのファイルを修正することにより本体に変更を加えること無くカスタマイズを行うことができるという仕組みになっています。(以下参照URL)
実際にカスタマイズしてみる
先ほど説明した仕組みに沿って実際にカスタマイズしてみます。 手順は大きく2つです。 1. e-Builder上にカスタマイズ対象のソースコードをコピー 2. ソースコードを任意のコードに書き換える 順番に説明していきます。1. e-Builder上にカスタマイズ対象のソースコードをコピー
今回は申請画面をカスタマイズしていくので、本体のファイルをコピーして、e-Builder上のモジュールのsrcディレクトリ配下にコピーします。
このapply.htmlファイルを以下のディレクトリに配置する。
2. ソースコードを任意のコードに書き換える
次にコピーしたソースコードを任意のコードに書き換えていきます。  apply.htmlファイルの723行目のvalueに"sample"を入れました。 これで手順は終わりです。実際に申請画面を見てみると、先ほど「根回し」だった部分を「sample」にカスタマイズすることができています。
4. まとめ
今回はintra-martの標準処理画面のカスタマイズについて記載しました。
機能の追加などといったカスタマイズは大変そうですが、文言を変える程度のカスタマイズであれば、簡単にできることがわかりました。