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MAXIMOのLaunch in ContextにCognosのレポートURLを埋め込んだ際の注意点

Last updated at Posted at 2019-05-11

はじめに

Launch in Contextに埋め込むCognosのレポートURLはゲートウェイ経由のURLではなく、ディスパッチャーのURLで指定する必要がある

Launch in Contextの本来の使い方ではないのですが、URLを埋め込めるという点からCognosのレポートURLを埋め込み、レポート実行をさせることは技術として可能です。
製品はサポートしない使い方のはずなので自己責任で使用をお願いします。

注意点

本来レポートのプロパティから取得できるレポート呼び出し用URLは、Cognos ConfigurationのGateway URIで設定したゲートウェイ経由のURLになっています。

ゲートウェイ経由のURL
http://<hostname>/ServletGateway/servlet/Gateway&b_action・・・

このURLをそのままLaunch in Contextに埋め込むと、レポート呼出した際、初回は必ずCognosのエラー画面が返されてしまうことになります。
その後、複数回実行したり別タブでCognosへのセッションを確立するとエラーになっていたレポート呼出も問題なく実行されるようにはなるのですが。

回避策

URLをDispatcher URIs for gatewayで設定している値に変更することで、このエラーを回避することができます。

ディスパチャーを指定したURL
http://<hostname>/p2pd/servlet/dispatch/ext&b_action・・・

あくまで回避策であり正式な設定内容ではないので、使用する際はよく検証・テストを実施して採用ください。

事象に遭遇した環境情報

今回の事象に遭遇した環境の情報です。

  • WAS上で稼動するCognos BI 10.2.1 と MAXIMO 7.6が存在
  • OSはLinux
  • Cognosの認証はMAXIMOが提供するMXCSPではなく、ADサーバに対するLDAP認証を構成
  • Client-AD-MAXIMO-Cognos間でSPNEGOを利用したSSOを実装

MXSCPを使用した環境ではどうなるのか知見をお持ちの方がいらしたら是非共有いただければと思います。

以上、Qiitaでは珍しいMAXIMO関連の記事でした。

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