はじめに
最初の記事というところで、何をネタにするのか、、、すごく時間がかかりましたが、
最近自宅で行ったネットワーク構成変更を書いてみようと思います。
※ この記事では、RTX1200の設定を一部公開しています。マスクしてますが。
この記事を実現するための材料
・ RTX1200 (YAMAHA)
・ NetGEAR AX5400 NIGHTHAWK
・ I-ODATA WN-AX1167GR2
・ NURO光
・ So-net光 v6プラス
・ LANケーブル(Category 5e以上)
なぜネットワーク構成を変更したのか?
・ クリスマスプレゼントにWIFI6無線ルーターを妻が買ってくれたので(買わせた)、今利用しているAP親機を一新したかった。
・ NUROがマンションに通る事になった。(前から変えたかった)
の2点から大きく変更しました。
そして、もともと趣味で構築していたVLANは運用上かなり不便だった為、撤廃をしました。
RTX1200を何故使っているのか?
いろんな方のサイトで書いてありますが、
・ もともと業務用のルーターとして利用されていたモデルの為、安定感抜群。
・ 以前の職場で、RTX1210を使っていた為、Yamahaルーターの信用性が個人的に高かった。
・ 現在RTX1200はかなり値段が下がっており、1万円程度で仕入れることができる。
というところから、自宅では現役で使っております。(なんなら2台ある。)
旧ネットワーク
・ YAMAHA RTX1200がSo-net V6プラスに対応しておらず、フロント用ルーターとしてI-ODATA WN-AX1167GR2 を設置し無線をOFFで利用
(プロバイダ側からレンタルしているルーターでは、LAN側有線が100Mの為、別途1000Mのものを購入)
・ JCOM NETの売りである、DOWN320MBを、FireTVなど動画メディア閲覧用として利用。
・ Web会議などが頻繁にあるので、仕事用にSo-net V6プラス を利用(UPの確保)
・ 用途ごとにVLANを切りそれぞれ通信できないように分割。(なんとなく)
・ 各VLANセグメントごとにAP(アクセスポイント)を設置。基本部屋ごとに5GHz専用でWi-fi送出
結論としては、以下のように変更になっています。
新ネットワーク
・ VLANを撤廃
・ メイン・サブの構成を変更。メインをNUROへ。
・ WIFI6の無線ルーターをアクセスポイントモードで利用
RTX1200 設定上大きく変わった箇所の話
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ip forward filter 110 1 gateway 192.168.XXX.XXX filter XXXX # 仕事用
ip forward filter 110 2 gateway 192.168.YYY.YYY filter YYYY # リビング用
ip forward filter 110 3 gateway 192.168.ZZZ.ZZZ filter ZZZZ # 管理用
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という形でVLANごとにパケットをどこに投げるかを指定していましたが、
基本的にバックアップ回線にしたので、Nuro側になにか問題が発生しない限り利用することも無いと思うので、
手動でデフォルトゲートウェイの向き先を変更する形で運用することにしました。
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# LAN2 nuroをメインにする場合
ip route default gateway dhcp lan2 filter XXXXXX gateway dhcp lan3
# LAN3 sonet v6プラスをメインにする場合
# ip route default gateway dhcp lan3 filter XXXXXX gateway dhcp lan2
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あとは、DNSの切り替えが必要だったりするのですが、
こういうときに便利なのがパブリックDNSサーバですね。
プロバイダから提供されるDNSを使えば速いは速いのですが、切り替えの際にDNSも切り替えないとならず
どちらの回線でも利用できるDNSを指定しておくと楽だったりします。