自己紹介
僕は17卒の文系出身エンジニアです。
学生時代はUI/UXデザイナーとして様々なプロジェクトに参画したり、小規模な案件を受託したりしていました。入社前にTECH::CAMPで、1ヶ月間だけ勉強しました。しかし、LaravelでWebサービスのプロトタイプが作れる程度のスキルだったので、THE文系エンジニアです。
なぜ集中力が必要になったのか
僕の所属先は中途社員が大半を占めます。
その結果、エンジニアリング経験が既に5年以上という方が一般的です。
つまり、僕から見て、職場のエンジニアはレベルが高い人ばかりです。
彼らと比べてエンジニアとしてのスキルに差があるため、それを埋めなければなりません。
そこで、僕は仕事中の集中力を高めることによって、生産性の向上だけでなく、学習効果の向上も狙いました。
実はまだまだ追い付いていませんが、仕事中の集中力は向上し、学習効果の向上にも貢献している気がします。それらの方法は誰でもできることなので、Qiitaで共有します。
1. ポモドーロ・テクニックを導入
ポモドーロ・テクニックとは
ポモドーロ・テクニックは90年代の初めに、開発者で起業家、かつ作家のフランチェスコ・シリロ氏によって発明されました。「ポモドーロ」という名前は、学生時代に愛用していたトマト型のキッチンタイマーにちなんでつけられたそうです。方法論はシンプルです。大きなタスクが目の前にあるとき、タスクを短い時間単位に分割して取り組み、間に短い休憩をはさむだけ。脳を短時間に集中させる訓練にもなり、続けていけば、注意力や集中力も強化されます。
今日から始める生産性アップ術。ポモドーロ・テクニック再入門ガイド
僕はMarinara Timerを愛用しています。
メリット
- 集中している状態が持続しやすくなること
- 1ポモドーロ当たりの仕事量を理解することによって、工数見積りの正確度が高まること
- 自らの成長を実感することができること
デメリット
- 集中している時に声を掛けられると、少しイラっとする(計画が崩れるため)
- 社内だと休憩タイムの時間の使い方が難しい(休憩タイムは仕事に関することはしない方が良いため)
- 25分は意外に短いこと(タスクによっては指定の時間を過ぎても仕事したくなるから)
ポモドーロ・テクニックの所感
僕はポモドーロ・テクニックに満足しています。
なぜなら、仕事中に集中している時間が増えたからです。
以前は、午前中は問題なく集中できていましたが、ランチ後は集中している時間が少なかったように感じます。
しかし、適度に休憩タイムを意識的に設けることによって、集中している時間が増えました。
数多くのタスクを完了させなければならない方はこの方法を試すと良いかもしれません。
SOFT SKILLS ソフトウェア開発者の人生マニュアルを参考にこの方法を導入しました。もっと詳しく知りたい方はこの本を購入すると良いです。
ポモドーロ・テクニック中に緊急度の低い質問をされると少しイラっとしますが、そこは堪えましょう(笑)
もしそれが耐えられない方は予めチームメンバーにこの方法を理解してもらえば良いかと思います。
2. Slackのアプリを削除
なぜ消したのか
僕の所属先はSlackを導入しています。
そのため、社内においてSlackは無くてはならない存在です。
しかし、SlackのMac用のアプリは削除しました。
その理由はSlackが仕事中の集中している時間を奪っているのではないかと思ったからです。
僕の場合は、各エンジニアの #times
が気になって見てしまいます。
※ #times
チャンネルの説明はこちら
もちろん、上記の記事の通りで、仕事中に詰まったことを共有すると、解決策をすぐに教えてもらったり、個人の学びを共有することによって、社内に知を広められたりするので、メリットはたくさんあるかと思います。しかし、フィード登録しているニュースの通知やTwitterから各自が知ったWeb記事などもシェアされます。正直に言うと、それらはSNSを頻繁に開いてしまう時のように見てしまいます。手軽にアクセスできるアプリがあるとなおさらそうなります。
そこで、シンプルな解決策なんですが、アプリを消すことにしました。
しかし、社内でSlackは必須ツールの一つです。そのため、Google Chromeのお気に入りに社内のSlackを追加し、必要な時だけアクセスすることにしました。
そして、僕が考えた独自のルールはポモドーロ・テクニックで仕事している時はSlackを見ないことです。
つまり、休憩時間にSlackを見たり、返信したりしています。
Web上で、Slackの通知をオンにしておけば、メンション付きやダイレクトメッセージの場合はすぐに気付くことができます。したがって、仕事にも支障はありません。
#times
以外にも気になってしまうチャンネルは他にも多々あります。
しかし、Slackにアクセスする際、少しだけ障壁を設けることで、その頻度は落ちます。
Twitterのアプリを削除し、毎回ブラウザからアクセスすることをイメージすれば分かりやすいでしょうか。
Slackのアプリを消すだけで、少しは集中している時間を伸ばせたと感じています。
まあ、自分の集中力の無さも実感しましたが...(笑)
3. 空腹な状態で仕事をすること
特にこれを証明する論文などは知らないんですが、空腹な状態の方が集中しやすいと思っています。
なぜなら、ランチ後はリフレッシュはできていますが、少し思考が鈍るような感覚があるからです。
僕と同じ感覚がある方は下記のことも参考になるかもしれません。
朝ご飯の代わりに完全無欠コーヒーを飲む
シリコンバレー式 自分を変える最強の食事のおかげで、完全無欠コーヒーは有名になったかと思います。
ダイエットのために飲む方が多いかと思いますが、当該書籍では完全無欠コーヒーはパフォーマンスの向上にも良いと述べています。
実際に試したところ、個人的には集中しやすくなったと感じています。
固形物をお腹に入れず、ランチタイムまでは確実に空腹感がないからだと思います。
仕事中にガムを噛む
完全無欠コーヒーの理由と同じで、ガムも空腹感が薄れるからです。
僕の場合、完全無欠コーヒー飲むことによって、朝からランチタイムまではお腹が空きません。
そして、ガムを噛むことによって、ランチ後から仕事が終わるまでは空腹を紛らわせることができます。
4. 集中できる音楽を聴くこと
これを活用したことがない人は信じれないかと思います。
しかし、個人的には一番試して欲しいです。
これは特に百聞は一見にしかず...です。
騙されたと思って試してください。
僕が愛用しているアプリはBrain.fmです。
集中できる音楽は色々試してみましたが、これが最も効果がありました。
さらに効果を高める方法はノイズキャンセリングが可能なイヤホンもしくはヘッドホンで聴くことです。
僕は社内で使うことを目的にMDR-1000Xを買いました。
最後に
この記事を読み直したところ、主観だらけだな...と思いました(笑)
まあ、僕はこれらの方法を実践したことによって、集中力が倍増したことは確かです。
実は隣の席で働くデザイナーさんに「集中力が高い方だよね」と最近言われました。
もしかしたら、それはいかに集中力を高められるかということを意識して色々試行錯誤しているからかもしれません。
僕はJ!NS MEMEの 集中は、スキルだ。
というキャッチコピーが好きです。これからもプログラミングだけでなく、集中というスキルも向上させていけたら良いなと思っています。