17
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

「Amazon Echo Dot」 Home を作ったお話

Last updated at Posted at 2018-01-21

正確にはAmazon Echo Dot Houseを作ったお話です。
※この記事には電気工事に関する内容が含まれています。工事個所により適切な資格が必要です。
 筆者は電気工事士の資格を取ってコンセントやスイッチを改造しようぜに影響され、2017年に電気工事士の資格を取得しています
※この記事には取り返しの付かないDIY内容が含まれています。責任が取れないDIYはやめましょう。

序章

昨年、2017年の暮れごろ、何気なくAmazonEchoの招待リクエストを依頼したところ運良く当選することができ、AmazonEchoDot=Alexaがわが家へやってきました。
簡単な初期セットアップを完了し、いざスマートスピーカーのある世界へ足を踏み入れたわけですが、家電との連携などを始めずとも、音声インタフェースで機械とつながるという体験は、慣れてみるともう戻れないくらい便利な生活ですね。特にPrimeMusicとの連携によるBGM的な使い方で、テレビをつける時間が減ったり、料理中に「Alexa タイマー5分」というとちゃんとタイマーしてくれるとかは、結構ライフスタイルが変わってきたなーと感じます(キッチンタイマー捨てました)。またポケモン好きな子供たちはピカチュウと話せる(ように思える)スキルで、おもちゃにとしての意外な活用もできていました。

課題

子供から大人まであっという間に家族に溶け込んだわが家のAlexaですが、大きな問題がありました。設置場所の問題です。
CMやでも広告画像に刷り込まれた勝手な思い込みかもしれませんが、スマートスピーカーたるもの食卓テーブルの中心に座り、会話の中心になるのであるという先入観から、わが家でも食卓テーブルのど真ん中(末期は端っこ)に設置されていたのですが、やはり・・・邪魔です。本体+そのケーブルも食事の邪魔ですし、わが家の家族構成(夫婦+未就学児2名)を考えると、いつ牛乳満タンのコップが津波となり、Alexaの短い生涯を終えるのか不安になり、今回のテーマであるEcho Dot Houseを作ることを決意しました。

実装

計画

ちょっと調べてみると、壁面へのアタッチメントのようなものもありそうでしたが、あのサイズの突起物が壁から飛び出ている事が許せず却下。やはりどう考えても__壁の中に埋め込む__しかなさそうです。

※2018/1/22 移動前後の姿が分からないとコメントを頂いたので追記。設置前後はこんなイメージです

また、ちょっと調べたところわが家(持ち家、在来工法、建売)のオーソドックスな作りは、柱の外・中を中心に壁材があり、柱間の間には断熱材が詰められているということで、設置場所のイメージは下記の通り。

EchoDotを格納する箱(house)を作り、箱を柱に固定という方式で進むことにしました。

House作り

近所のホームセンター(コーナン)の切れ材投げ売りコーナーから、上下面(80120mm)になりそうな材と、左右(80150mm)奥面(120*150mm)の材を入手して、その場のDIYコーナーにて加工。※先のサイズは内面の寸法なので、接着部分の寸法が必要になります。
特に電源を取る為に左部パーツには、中心部に連用取付枠が来るので、適切なサイズの穴を加工します。
パーツができてしまえば後はボンドなり・釘なりで箱の形に成型するだけです。

また今回は妻の要望につき、箱の中に壁紙材(緑と青の中間のような色)を張る事になり、写真はその途中の様子です

壁の穴開け

壁を開ける際の注意点として、絶対に柱を傷つけないこと。下地を調べる道具なんかも売っていますが、それらを使うという事もさる事ながら、指で叩けば空洞か柱なのかは容易にわかります。絶対に柱のないと確信できる部分にドリルで穴を空けてから、小さなノコギリで石膏ボードを切っていけば、容易に穴が開きます。
その際、石膏ボードの後ろ側にある断熱材はできる限り破損しないように、あまり深くまでノコギリを入れないのがコツかもしれません。

※コツかもしれませんと言いつつ、結局私は若干破損してしまっています。。右側に若干見える木色の部分がわが家の柱です。
※断熱材があるのは外壁との間だと思うので、内壁の場合は断熱材の考慮は不要です。
※柱以外にも筋交・配線がありそうな場所はパスしましょう

箱埋め込みと電源工事

電源ユニットとしてそもそも[USBコンセント](http://www2.panasonic.biz/es/densetsu/haisen/switch_concent/lineup/usb/usb_concent.html)を設置すればいいんじゃないかという事も考えましたが、コストが上がる事と、10年後もUSBでの給電が一般的なのか確信が持てなかったので、今回はあえて通常の100Vコンセント+付属のACアダプタ経由での給電としました。プチこだわりポイントとして電源を切りたいとき(どんな時?)にコードを抜くことしかできなかったので、コンセントまでの回路の間にスイッチを設けて給電を切る事をできるようにしました。ちなみにこのスイッチは設置以来一度も切られていません(ので、あまり意味なかったかもしれません) 触れていませんでしたが、EchoDotを固定するために、長めのネジ2本をもって左右に動かないように固定しています。 ※ネジの上に少し見える小さな穴は、当初設置位置として穴をあけたものの、ACアダプタと干渉して使い物にならなかった失敗です・・

Echo Dot設置

House内の工事を終えたのち、ACアダプタ設置、EchoDotの引っ越しを実施しました。

付属のACアダプタがかなり長めという事もあり、マイクロUSBケーブルを極短(15cm)にしています。

まとめ

無事、EchoDotHouseが設置され、今日も元気にAlexaはわが家の細かなお願いを聞いてくれています。妻も家事の合間にAlexaに天気を聞いて、子供の服装を決めたり、かなりスマートスピーカーが生活に浸透してきています!当初、疑心暗鬼だったアイテムもわが家での市民権を得たことでこれからやっと機能拡張の取り組みが出来そうです。
設置場所課題については本エントリーにてある1種の解決策が提示できたと思いますので、ぜひ皆さんも有意義なスマートスピーカーライフを!

後日談

友人何名かにこの話をしたところ、全員第一声は「よく家庭内で穴あけ許してもらえたね」でした。家庭内で許可が得られない方は、小さなDIYの積み重ねで信頼を経てからかもしれません。

17
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
17
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?