eclipseのショートカットをうまくまとめた記事はたくさんありますが、自分用のメモも兼ねて業務中よく使うショートカットと、追加でデバッグ時に使う機能をまとめてみました。
ショートカット
F3
クラスやメソッドの宣言場所へ移動
・メソッドが呼び出されていて、その実装を見たくなることが多々あるため、そういう時に活躍します。
Ctrl+t
インターフェース、抽象クラスの実装へ移動
・F3で見に行った先がインターフェースだと、結局実装が見られないためこのショートカットを使用して
実装されているクラスを探しに行きます。
Ctrl+Alt+h
メソッドをどこで呼び出しているのか確認
・使い方がよくわからないメソッドのあるときはこれで他に使用されている箇所を見ることができるため
使い方の参考にできたり、あるメソッドを改修する際に影響範囲を調べることができる
(テストすべき点がわかりやすくなる)ショートカットです。
Ctrl+Shift+i
デバッグ中の変数の中身の確認
・デバッグ中は中身を確認したい変数にカーソルを当てたり変数タブから中身を確認できたりしますが、コード中の変数を選択してこのショートカットを使用すると同じように確認できます。
Ctrl+Shift+r
ファイル名検索
・検索窓が出てくるため、ファイル名が分かっていればすぐに目当てのファイルに飛ぶことができます。その際、同じようなファイル名も一覧に出てくることがあるため注意です。
Alt+→、Alt+←
直前、直後にいたソースへ移動
・F3で実装を見に行ったあとなど、元々見ていたソースに戻りたいときはこれで戻ることができます。
Ctrl+o
アウトライン表示
・ソース内のメソッドなどが一覧で見ることができます。あまり使いませんが。
Ctrl+.
次のエラーへ移動
・警告やエラーが出ている箇所に移動します。ファイルをエラー箇所までスクロールするのが面倒なので使用します。
Ctrl+Alt+k
スネークケースとキャメルケースの切り替え
・変数名はキャメルケースだけど定数名はスネークケースがルール、みたいなときに便利です。
Ctrl+Shift+x、Ctrl+Shift+y
大文字、小文字化
・定数は大文字にする、というルールがある際に便利です。
Ctrl+/
コメントアウト
Alt+Shift+c
メソッドの引数の変更
・メソッドを改修したいときに使用します。
Ctrl+space
入力候補の表示
Ctrl+h
単語の検索
・eclipse版のGrep検索のようなもの?サクラエディタのほうが早かったりするので時と場合により使っています。
Alt+Shift+j
javadoc作成
・ほかのメソッドのコメントをコピペで作ることも多いですが、開発初期は重宝します。
Ctrl+Alt+u
SVN更新
Ctrl+Alt+c
SVNコミット
Ctrl+Alt+a
SVN注釈の表示
・そのファイルにおいて、どのリビジョンで誰が追加、変更したソースなのかがわかります。
いつからそのソースになっているのかの調査に使用します。
デバッグ
デバッグシェル
デバッグ中に実行したいコードを実行
・eclipseのウィンドウ→ビューの表示→その他→デバッグの中にデバッグシェルがあるため、これを開いて
デバッグ中に実行したい処理を書きます。
以下ではデバッグ中に変数の日付を変更したい場合に、
コードを選択して右クリック→実行すると変数の中身を書き換えたりできます。
(値の変更からでもできますが、
デバッグシェルのほうが日付文字列の中身を毎回書き換えるだけでいいので楽です)
また、Exceptionのほうはデバッグ中に実行するとエラーになるため、デバッグ途中で
処理を強制的に終了したい場合などに使用しています。
式
デバッグ中に実行したいコードを毎回実行
・eclipseのウィンドウ→ビューの表示→その他→デバッグの中に式があるため、これを開いて
デバッグ中に実行したい処理を書きます。デバッグシェルとは違って、
式ビューを開いている状態のみ毎回実行されます。
あまり使いこなせてはないですが、seasar2で開発しているときは参考サイトに倣って
式に以下のコードを記載しています。
(jdbcmanagerで最後に実行されたSQLを出力する)
System.out.println(SqlLogRegistryLocator.getInstance().getLast().getCompleteSql());
参考