はじめに
こんにちは、hayashida3です。
身の回りの困りごとを楽しく解決! by Works Human Intelligence Advent Calendar 2023 というアドベントカレンダーの企画に参加しまして、マナビDX Questで得たもの Advent Calendar 2023 に続けてQiitaに記事を書いてみました。テーマは「実際に身の周りに起きた困りごとを技術で 「楽しく」 解決した話を募集します。」とのことで、今年とっても助けになった「IoTを民主化するifLink」について書きます。生成AIがホットな世の中になりましたがコンピュータとリアル世界とをつなぐIoTもまだまだ捨てたものじゃありません。今年ifLinkに「私の困りごと」を色々解決してもらった体験を綴ります。
目次は以下。
- マナビDXQ2023のPBLでifLinkのIoTを使った施策を提案
- ifLinkが私の生活を今年一変させた話
マナビDXQ2023のPBLでifLinkのIoTを使った施策を提案
まずifLinkについて簡単に触れておくと、スマホ等アプリでIoTデバイス同士やWebサービスをノーコードでつなげて動かせるツールです。リリースされて4年目であり簡単に自分で使えるのでIoTを民主化しつつあります。身の回りの便利をIoTで手軽に作る世界を目指しているとのこと。ifLinkオオギリという共創でアイディア発想を行う手法もセットで提供されています。これが小学生から大人までゲーム感覚で手軽に取り組めて、体験した人殆どの方が良かったと感想を述べられてます。
今年は8月から始まった経済産業省主催のマナビDXQuest2023という半年間でAIモデリングやDX推進スキルを身に着ける、DX人材育成のプログラムに今年も参加しました。第一ターム(8月~10月)ではPBL(Project Based Learing)という企業が実際に持っていた課題を題材に、企業が持つデータを分析して取り組むべき課題を絞り込みデジタル技術を活用して施策を考案して、提案するプレゼン資料を作るまでの演習に取り組みました。
PBLの演習プロセスは以下。
上記に黄色ハッチで示したところがifLinkの適用ポイントなのですが、
PBLでデータから取り組むべき課題の絞り込みが出来ても、さてどうやって客体験価値を創造するまでのDXアイディアを出せば良いのだろうか?となります。
生成AI時代に人が考えるべきところはWhat、Why 。
Howの部分はコンピュータ上で出来るAIの主戦場(データ処理分析、プレゼン資料生成までも)。
日本の失われた30年と言われますが、その間海外発のiPhoneやAmazon、Facebookなど世界を席巻するイノベーションが多く起こりました。日本もかつての様に生活を一変させる製品やサービスを生み出すイノベータを輩出していかねばなりません。
そんな時代に、ifLinkオオギリ(=共創アイディア発想ワークショップ)の様な共創で取り組む課題発見(What、Why)とIF+THENで解決法をアイディア発想するシンプルなフレームワークを使うことでアイディア出しが進みます。小学生から大人まで手軽にゲーム感覚で取り組めて共創の力とアイディア発想の面白さを感じてもらいイノベータを増やしていくのに良いと感じてます。
ifLinkで出来ることにデジタルスタンプラリーがあり、これがPBLで取り組んだ課題の店舗横断の施策としてとても良くハマる施策だったと気づき、PBLの提案資料を書き上げて第一タームをGoldバッジで修了することが出来ました。
マナビDXQ2023のPBLをifLinkのデジタルスタンプラリーを施策案にしてGoldバッジで修了
ifLinkが私の生活を今年一変させた話
IoTを民主化するifLink。ノーコードで様々なIoTデバイスをスマホ経由で連携出来るというデジタル施策の救世主の様なプラットフォーム。そのifLink対応デバイスをIF-THENの動作でつないでお困りごとを解決する方法を考案するifLinkオオギリ。
これらはマナビDXQ2022を修了後に地域創生・教育アップデートをしたいと活動を始めた私にとって大変魅力的なものでした。
ifLinkオオギリを大人数で行いアイディア発想をする会を主催したいと思ったためやり方を学ぶために以下のifLinkオープンコミュニティの様々なイベント・取組みへ参加しました。
8月、10月 東芝未来科学館でのifLinkオオギリ体験イベントへスタッフとして参加
・今日からあなたもイノベータ ~ifLinkアイデアワークショップ~
・あなたのアイデアでイノベーションを起そう ~ifLinkアイデアワークショップ~
9月、12月 東洋大学で開催のifLinkオオギリイベントへ社会人として参加
・9月の快適ランチタイムを考えるifLinkオオギリ会
・11月のQRコードと匂いセンサーの活用を考えるifLinkオオギリ会
上記の経験を詰めたことでマナビDXQ2023の第一ターム中に以下の自主企画勉強会、ifLinkオオギリ体験会を開催することができました。
10/15 自主企画勉強会を開催 (ifLink知りたい方向け勉強会)
10/29 ifLink共創アイディア発想ワークショップ体験会を開催
上記の様な勉強会開催や東芝未来科学館で開催のifLinkオオギリイベントへのスタッフ参加、ifLinkオープンコミュニティでの共創の実践として部長となり工場IoT部を発足、地元千葉でアントレプレナーシップ教育の団体に所属してifLnkを勧めて教育のアップデートを行おうと活動している実績が認められて11月にifLinkオープンコミュニティエバンジェリストの名刺を作ってもらえました。
2024/1/19に栃木県庁で講師登壇が決定
とちぎデジタルハブ 第4回デジタルシーズ勉強会
会場 栃木県庁本館9階会議室3
タイトル: IoTを民主化するノーコードツール ifLinkと共創アイディア発想法で地域DXを加速
講師:#ifLink オープンコミュニティ エバンジェリスト hayashida3
マナビDXQ2022修了後にはじめた地域創生、教育アップデートの越境人材としての活動をどうやって進めようかという「私の困りごと」をデジタルIoT技術とアイディア共創発想技術であるifLinkが見事に解決してくれて、9カ月経ち栃木県庁での講師登壇の機会を得るという形で実を結びました。
これを弾みに実績にして、地元千葉でのアントレプレナーシップ教育へのifLink活用を現実のものとしてイノベータを沢山輩出して日本を盛り上げていけたらと願います。11/10に開催したifLinkモジュール展への産業用PLCでの出展と千葉の関係者に来場頂き理解を進めて頂けたことで、2024/2/24(土)に開催予定の起業家教育トークライブイベント(昨年はコレ)と一緒にifLinkオオギリワークショップを開催する方向でSeedlings of Chibaの企画メンバーの一員に加えて頂けました。
2024/2/24開催予定のちばアントレプレナーシップ教育コンソーシアムSeedlings of Chiba主催のトークライブイベントと一緒にifLinkオオギリワークショップ開催を企画調整中
今年私をここまで連れて来てくれたifLink。
皆さまの身近なDX課題解決の一助にもifLinkオオギリやIoTの民主化を目指すifLinkプラットフォームがなりましたら幸いと思い、本記事を書きました。