9
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Update Your Amazon RDS SSL/TLS Certificates by October 31, 2019

Last updated at Posted at 2019-10-16

2019/10/17 追記

AWS Blogに本件に関する記事が追加されました。
Amazon Relational Database Service (RDS)とAmazon AuroraのSSL/TLS 証明書のアップデートについて
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-rds-certificate-rotation-2019/

AWSから上記のメールがきたけど?

RDS(Aurora含む)を利用しているアカウント向けにSSL/TLS接続に必要なCA証明書の更新について
順次案内が届いているようです。
現在の証明書は2020年3月5日に期限切れとなるため、遅くとも2020年2月5日までに対応が必要です。
対応にはダウンタイムを伴います。

2019年10月31日までに対応が必要?

前述の通り、現在の認証局(rds-ca-2015)の証明書は2020年3月5日に期限切れとなります。
2019年11月1日より前に作成されたDBインスタンスは、ユーザーが明示的に変更するまで
古い認証局を使い続けますが、2020年2月5日以降に強制アップデートが行われる予定です。
対応しない場合、古いSSL/TLS証明書を使用したを使用したDBインスタンス接続は失敗します。
またアプリケーションがSSLまたはTLSを使用したDB接続を使用していない場合でも2月5日以降の
強制アップデートにメンテナンスの影響を受けます。
ドキュメント上は有効期限の混乱を避けるために、できるだけ早く(2020年2月5日までに)
この対応を完了させることを強く推奨しています。

また2019年11月1日以降に作成されるインスタンスはデフォルトで新しい認証局(rds-ca-2019)を
使用するように構成される予定でしたが、延期されたようです。
新しい認証局を使用してもアプリケーション側のルート署名書が古いままの場合、接続に失敗します。

また新たしい認証局を利用するように作成/変更したしたインスタンスでも設定変更で
一時的に古い認証局(rds-ca-2015)に戻し、移行の検証をすることは可能です。

変更手順

正式な手順は以下のドキュメントを参照してください。
プロダクション環境変更を行う前に、開発環境またはステージング環境でテストを行いましょう。

Rotating Your SSL/TLS Certificate
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/AmazonRDS/latest/UserGuide/UsingWithRDS.SSL-certificate-rotation.html

  1. 以下のドキュメントから新しいSSL/TLS証明書をダウンロードします
    Using SSL/TLS to Encrypt a Connection to a DB Instance
    https://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/UsingWithRDS.SSL.html

  2. アプリケーション側で新しい証明書を使用するよう更新します
    証明書バンドル(rds-combined-ca-bundle.pem)を使用する場合には古いCAと新しいCAの
    両方の証明書が含まれているため、DBインスタンス側の変更前でも接続が可能です

  3. DBインスタンスを変更して、認証局を rds-ca-2015 からrds-ca-2019 に変更します
    この操作により、DBインスタンスが再起動します

接続の失敗を回避するにはRDS側の変更は必ず手順2(クライアント側の変更)が完了してから実施します。

ネットワークとセキュリティセクションから変更できます。
image.png

デフォルトでは、次のメンテナンス時間中に実行されるようにスケジュールされますが、
即時実行することもできます
image.png

以上です。
参考になれば幸いです。

9
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
9
6

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?