先日、Google Homeを購入しました。
スマートスピーカーは音声アシスタントが持つデフォルトの機能でも楽しめますが、
3rd partyや個人が公開している機能を利用することができます。
私自身、Alexaスキル開発について勉強中だったこともあり、
Googleとの用語の違い等についてまとめてみました。
Alexa | Google Home | |
---|---|---|
主要製品 | Amazon Echo | Google Home |
音声アシスタント | Alexa | Google Assistant |
機能名称 | Skill | Action |
公開されている機能数(2017年10月時点) | 22,000以上 | 700くらい |
機能の起動フレーズ | tell, ask, open, startなど | talk to, speak to, ~につないで(日本語の場合)など |
機能の利用方法 | Alexa Skills Storeから個別に有効化が必要 | 個別の有効化は不要 |
外部システムとの連携 | Account Linking | LINK ACCOUNT |
開発者向けポータル | Amazon Developer | Actions on Google |
サービスエンドポイント | AWS Lambda または任意のHTTPSサーバ | Cloud Functions for Firebaseまたは任意のHTTPSサーバ |
#機能の起動方法の違い
用語の違いはあるものの、ほぼ同じような形で利用できるかと思います。
詳細は各ドキュメントを参照ください。
Alexa
https://developer.amazon.com/designing-for-voice/what-users-say/
Google Assistant
https://developers.google.com/actions/discovery/
##機能の有効化について
Alexaの場合、公開された機能を利用するにはSkills Storeから明示的に対象機能を有効化する必要があります。
しかし、Google Assistantの場合はapp nameを指定するだけで対象の機能を呼び出すことができます。
実装したアクションをユーザに利用してもらう方法として、以下の3つがGoogle I/O等の資料で紹介されています。
###in Dialogue
ユーザがアシスタントとの対話の中でアプリを起動する方法です。
明示的な起動と暗黙的な起動の2つに別れます。
-Ecplict Triggering
ユーザがapp nameを知っていれば明示的に呼び出すことができます。
ランプの魔人を呼び出す例. talk to Akinator
アクション側でJapaneseに対応していなければ、残念ながら日本語では呼び出せないようです。
日本語対応済の公開アクションはまだ数が少なそうです。
-Implicit Triggering
app nameが指定されていない場合、アシスタントはユーザ行いたいことを分析して
このアプリはどうですか?と提案してくれます。
###Assistant Directory
Google Homeアプリのメニュ→Exploreまたは
Google AssistantのリンクアイコンからDirectoryにアクセスすることができます。
Alexa Skills Storeのように公開されているアプリがカテゴライズされています。
※注意
2017年10月時点で端末の言語設定が英語の場合に表示されます。
日本語だとGoogle Homeアプリではexploreが「できること」に変わってしまいDirectoryにアクセスできません
Google Assistantの場合、Directoryのリンクアイコン自体が表示されません
このあたりも早く日本語対応されると良いですね。
###Links that you share
公開されたアクションについては、Actions on Googleのプロジェクト概要ページやAssistant Directoryのshareからリンクを取得できます。
そのリンクをSNSや自身のWebサイト等で公開することができます。
https://developers.google.com/actions/discovery/directory
例. Google Searchのリンク
https://assistant.google.com/services/a/id/40efdd389af21237/
Account Linking(LINK ACCOUNT)
外部サービスと連携するにはAlexa Skill のように Account Linking (Google ActionsではLINK)が必要です。
Google HomeアプリやDirectoryのリンクから対象アクションの詳細ページに飛び、LINK ACCOUNTを行います。
Action開発の流れ
編集中
#参考URLなど
https://www.voicebot.ai/2017/10/05/google-assistant-voice-app-totals/
https://www.cnet.com/how-to/how-to-use-third-party-actions-on-google-home/
https://www.slideshare.net/bretmc/google-home-and-google-assistant-workshop-build-your-own-serverless-action-on-google-app