#※2017/12/4 追記分
Amazon Echo などの Alexa 対応デバイスを使用してテストするには Amazon 開発者ポータルで登録した
開発者アカウントと同じメールアドレスを使用して端末をセットアップする必要があります。
この際、開発者アカウントが、amazon.com の方のアカウントに紐付いてしまっていると
Alexa アプリ(alexa.amazon.co.jp)に開発中のスキルが表示されず、結果的にテストできない状態のようです。
amazon.co.jp に紐付けができていれば、ベータテストを行わずとも自端末でのテストは問題なく実施できます。
こちらの記事を参照させていただきました。
開発したAlexa Skillが日本語版に出てこない場合
https://qiita.com/sparkgene/items/c15e81cd6a5a40f7189d
以降ではベータテストを使用したテスト方法についてご紹介しています。
AWS Lambda 関数および開発者ポータルでのスキル登録は事前に実施しておく必要があります。
追記おわり。
#以下初回投稿分
ついに我が家にもAmazon Echoが届きました!
そこで開発中の日本語スキルを起動してみようとしたところ、上手くいきませんでした。
結論としてはスキルのベータテストを利用すれば起動できました。
#あれ、実機でスキルが起動できない?
アレクサ、XXXXを開いて
「すみません、上手くいきませんでした。」
以前英語で動作確認していたときは、公開申請しなくても自分のアカウントでは
使用できていたのですが上手くいきません。
AlexaのWebサイトやアプリから自アカウントで有効になっているスキルを確認できるのですが、
.comの方では開発中のスキルが表示されます。
https://alexa.amazon.com/spa/index.html#skills/your-skills/?ref-suffix=ysa_gw
一方.co.jpの方では作成中のスキルが表示されません。
https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.html#skills/your-skills/?ref-suffix=ysa_gw
どうやら日本語環境ではそのままでは実機でテストできないようです。
#スキルのベータテスト
ひと手間かかりますが、スキルのベータテストを有効化することで
実機での動作確認を行うことができます(90日間)
ベータテストを有効化するには
公開情報、プライバシーとコンプライアンスを含むすべての設定を入力する必要があります。
入力する前の段階では、利用ができない状態になっています。
##公開情報
スキルを公開するために必要なカテゴリの設定、起動方法等の情報を入力します。
ベータテストを行うだけであれば、申請は必要ないので、仮で構いません。
必要項目を入力し、保存すると、チェックマークがつきます。
スキル用の画像は、小(108×108ピクセル)、大(512×512ピクセル)の2種類が必要になりますので
事前に用意しておきます。
##プライバシーとコンプライアンス
確認事項を入力し、保存するとスキルのベータテストを開始できるようになります。
##ベータテストの開始
ベータテストに招待するAmazonアカウントのアドレスを入力します。(最大500)
ここでは自分のアカウントのみ追加し、テストを開始します。
管理者のメールアドレスやテスターは後から管理画面で追加できます。
ベータテストがアクティブになると、入力したアドレス宛に以下のようなメールか届くので
リンクからベータテストスキルを有効化します。日本だけリンクが分かれているので注意してください。
利用規約に同意すると利用可能になります。
.co.jpの方でも開発中のスキルが表示されるようになります。
https://alexa.amazon.co.jp/spa/index.html#skills/your-skills/?ref-suffix=ysa_gw
参加直後はベータテストスキルは無効化されていますので、個別に有効化する必要があります。
ひと手間かかりましたが、この状態でAlexaに話しかけると実機での動作確認を行うことができました。
参考になれば幸いです。