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Mac OS X Mountain Lion でTeX環境セットアップ

Last updated at Posted at 2013-08-16

基本的には Mac - TeX Wiki の情報を参照して作業すればOK。ただし情報が豊富すぎるので、自分で設定した内容だけメモする。

MacTex インストール

MacTexはいわゆるTexLiveのMac版パッケージのこと。UbuntuなんかでTeXLiveを使っていた人はそのままスムーズに以降できると思う。

pkgをインストールするだけでバイナリのある /usr/texbin/ にパスが通るようになっている。

日本語フォントインストール

小塚フォントが個人的に好きなので、Mac - TeX Wiki - 日本語環境の整備を参考にPDF作成するときは小塚フォントを埋め込むように設定しておく。

mkdir -p /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/kozuka
cp Koz*.otf /usr/local/texlive/texmf-local/fonts/opentype/kozuka
sudo mktexlsr
sudo updmap-sys --setoption kanjiEmbed kozuka

試しにPDF作成

テスト用に適当なtexファイルを作成して

platex hoge.tex
dvipdfmx -r 2400 -z 0 hoge.dvi

PDFtkインストール

TeXには直接関係はないけど、出力されたPDFにちょっと加工するのを自動化するときなどに便利なので入れておく。
コマンドラインツールはPDFtk serverという名前でMac OS X向けにもバイナリパッケージがリリースされている → PDFtk Server

OMakeインストール

Mac用バイナリがオフィシャルに用意されている Download OMake。リリース時期が2007年でちょっと古いけど、x86版をインストールしてみたところ今のところ問題なく Mountain Lion でも動いてる。

Preview.appでPDFが自動更新されない問題

MacのPreview.appはPDFファイルが更新されると自動で新しい内容を表示してくれるが、表示更新をするためにはPreview.appにフォーカスがあたらないといけない。つまり、エディタとPreview.appを並べて、原稿を書きながらOMakeでLaTeX自動ビルドしていても、エディタからPreview.appにフォーカスを移さないと更新内容が実際どのように表示されるか確認できなくて大変不便。

じゃあどうするか

Skimを使う

SkimはMac用PDFビューアで、設定すれば自動でPDFファイル更新を検知して表示内容を更新してくれる。バックグラウンドでも問題ない。

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