これまで何度かマイクラサーバーをバニラで立てたことはあるのですが、PaperMCというのは多分立てたことがなかったように思います。
PaperMCとは
PaperMCというのは、Spigot(※)と互換性のあるマイクラサーバーソフトウェアで、軽いのが大きな特徴のようです。
※Spigotというのは、とてもメジャーなマイクラサーバーソフトウェアで、たくさんのMODで遊ぶことができるのが大きな魅力みたいです。
PaperMCのインストールスクリプト
先日、このPaperMCのインストールスクリプトが公開されているということを教えていただきました。
これを使えば、私でもPaperMCがインストールできるかも……
PaperMCをインストールスクリプトでインストールしようとしてみた
というわけで、早速トライしてみました。
さくらのクラウドでRockyLinux8.5のサーバーをさくっと立てて、root権限でインストールスクリプトを実行してみたのですが……それだけだとうまく動きませんでした。
インストールスクリプトの作者さんに助言いただきつつ(ありがたや……)いろいろ確認してみたところ、どうも、Javaのバージョンが古い(1.8.0)ためにうまく起動できなかったようです。新しいバージョンのJava(17.0.2)もインストールされていたのですが、alternativesというコマンドで切り替えてあげる必要があるようでした。
alternatives --config java
それを切り替えれば、無事起動できました!
インストールスクリプトによる、マイクラサーバーのサービス化
このインストールスクリプトを使えば、サービス化してくれたり、 screen コマンドで起動したりしてくれて助かりました。
サービス化は、起動や終了のスクリプトを作って実行権限付与して、 /etc/systemd/system/
の中にそのあたりを含んだサービスの定義ファイルを所定の書式で書いて保存すれば、systemctl start hoge
といった感じでサービスとして扱えるようになるようでした。
マイクラサーバーをscreenコマンドで起動するメリット
また、PaperMCの起動は screen コマンドを使用して行い、sshのセッションが切れてもサーバーが落ちないようになっていました。
さくらのクラウドには、シリアルコンソール機能があるので、ここで起動しておけば安心ではあったのですが、こういった機能がない時には、screen等の仮想端末から起動するのが常套手段のようです。
screen、ほとんど使ったことがなかったのですが、これを機に勉強したいと思います。
その他、参考にさせていただいたページたち
感謝!