どうも、cesiumのczmlのドキュメントは少ない。
簡単にいえば、kmlのcesium版であり、cesiumはkmlも使えるが
リアルタイム表示を考えるとczmlがお勧めである。
本家の英語はここだ。
https://github.com/AnalyticalGraphicsInc/czml-writer/wiki/CZML-Guide
czmlは1つのファイルだけではなく、packetのように
データを追加していくこともできるのがkmlとけっこう違う。
さらに、時間推移もできるので、データ構造が複雑である。
基本となるコマンドは
billboard
label
path
である。
これでpath上にbillboard(icon)とlabel(text)が
移動する定義を書くことができる。
この3つは同じ
position
を参照し、
"position":{
"epoch":"2008-07-01T12:00:00Z",
"cartographicDegrees":[
0,137.0,41.0,10000.0,
200,137.0,42.0,10000.0,
400,138.0,42.0,10000.0
]
}
というように0,100,400秒後の位置を定義すること
により移動を定義することができる。
さらに、この時点でわからなかったデータを
"epoch"で次のデータがわかった時点でczmlの読み込み
を追加することで、このpathを延長することもできる。
さらには、pathは最初ceciumのバージョンでは定義の
全ての経路を表示していたが
今ではleadTimeとtrailTimeを指定することにより
表示している周辺だけのpathを表示できるようになった。
なかなか3Dビューアとしては有用なツールなので日本語
紹介が多くなるといいなあとか思っている。