自分がアメリカに住もうと考えてから、調べたことや、聞いたことをまとめました。
話を聞いた人↓
- アメリカにいるエンジニア3人
- カナダにいるエンジニア1人
- アメリカの学生1人
- リクルーターやマネージャー4人
なんせビザ
1にビザ、2にビザ、3にビザ!
ビザがないと始まらない。
どれくらいの期間住みたいかによりますが、90日以上滞在したい場合は何かしらビザが必要です。
ビザの種類はこのサイトを見るとわかります。
アメリカビザ種類と解説
可能性のあるビザは、以下の通りです。
※ビザによって、滞在できる期間や、仕事の制限は異なります。
- H-1B(専門家)
- L(企業内転勤者)
- E-1,2(駐在員)
- J(交流訪問者)
- F(学生)
- グリーンカード(永住権)
上の4つはスポンサー企業が必要です。
スポンサー企業が見つかれば、弁護士さんがいい感じに発行できそうなビザを選んで頑張ってくれます。
(ビザによっては、スポンサー企業がいて弁護士さんが見つかっても、ガチャで落選することも)
いろんなビザがありますが、どのビザを取得するかよりも
どうやってビザを取得する機会を得るかが重要です。
アメリカへの行き方
どうやってビザを取得する機会を得るか、について私が実際に聞いた話をもとに紹介していきます。
その1: アメリカで採用される
一番シンプルで一番難しい行き方です。
普通にレジュメを送っても「ビザを持っていない」という理由ではじかれます。
企業がビザなしの人を採用した場合、その人のスポンサーとなり、
ビザ発行のサポートをする必要があります。(弁護士を雇ったり)
お金も時間もかかり、結構めんどくさいです。
それだったら現地で雇った方が早いし楽。
わざわざビザなしの日本人を採用しようとは思いません。
じゃあ無理やん!
と思いますが、日本語が話せることを活かせる場合があります。
「日本企業のクライアントを持っている」「日本進出を考えている」というように、
日本語が話せるエンジニアを求めている企業を狙います。
私が話したうち2人はこの方法でアメリカに行っていました。
1人目は、LinkedInで企業からオファーが来た
2人目は、語学留学の学生ビザでアメリカに行き現地で就活をした
と言っていました。
いずれも日本語が話せるエンジニアを求めていた企業から内定をもらったそうです。
その2: アメリカに支社または本社を持つ企業に日本で入社し、アメリカオフィスへの転籍を狙う
安定の行き方です。
ただし、時間がかかります。
企業または発行するビザによっては、入社後数年間は日本オフィスで働く必要があったり、
マネージャークラスにならないと転籍権利が得られない場合があります。
また、アメリカオフィスへの転籍の際に、改めてアメリカのチームとの面接がある企業も多いです。
企業によって転籍に対する考え方が異なり、入社時の面接で、
アメリカへ行きたいことを言う方がいい場合と、言わない方がいい場合がありました。
こういった企業は日本オフィスの外国人割合が高いことが多く、公用語は英語だったりします。
私が見た企業では採用段階で、CEFR B2の英語力が求められることが多かったです。
https://englishtest.duolingo.com/en/scores
時間はかかるかもしれませんが、
職を手にしながら、アメリカへ行く機会をうかがえるという点で安定と言えます。
その3: アメリカの大学に入学する
受験とお金の壁があります。
年間500万円くらいかかるそうです。高いっ
成績が良ければ返済不要の奨学金がもらえるかも!
卒業後はOPT(Optional Practical Training)という制度があり、
1年間企業でインターンを行うことができます。
その期間中に内定をもらい、ビザを発行してもらえるとアメリカで働くことができます。
その4: アメリカの大学のPhDに進学する
多くの場合、学費が免除されます。
2年または5年後に卒業し、その3と同じ流れになります。
大学によると思いますが、合格するには、教授とのコネクションが重要そうでした。
私が話を聞いた人は、教授にメールを送りまくって、
返信をくれた人に直接アメリカまで会いに行っていました。
英語はTOEFL80~100点が目安。
その5: 永住権ガチャに当選する
毎年、永住権(グリーンカード)の大抽選会が10月ごろに行われます。
世界中から国ごとにほぼランダムで選出されます。
ほとんどの日本人に応募資格があります。
自力で申し込むと、入力情報や証明写真の不備で落選することがあるので、
心配なら以下のようなサイトを通すのが安心です。8000円くらいします💸
https://www.green-card.jp/
私は今年の分申し込みました!
当選確率約1%!発表は5月!ドキドキ!
その6: アメリカ人と結婚💍
シンプル!!
番外編
その2に似た感じで、日本ではなくドイツを経由してアメリカに行った人がいました。
ヨーロッパもアメリカも行けて一石二鳥!
ビザがより取りやすいカナダに住んで、アメリカに遊びに行くという手もあります。
まとめ
新しい人と話すたびに別の話が出てくるので、上記以外にも行き方があるかもしれません。
アメリカに住みたいと考えてる人は、たくさんの人の話を直接聞くことをおすすめします!
まちがってたり、新情報があればぜひ教えてください!!