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こんにちは、開発部のCLです。

今回はCloudWatchの概要ついてまとめてみました。

CloudWatchとは

CloudWatchは、AWS内で動作する各サービス(EC2,RDS,DynamoDBなど)
を監視できるサービスです。

標準メトリクスという情報に分けて収集・確認ができます。
標準メトリクスの例として以下のようなものが挙げられます。

メトリクス名 説明
CPUUtilization CPU使用率
DiskReadOps ディスク読み取り数
FreeableMemory 空きメモリ量
FreeStorageSpace 空きディスクスペース量
NetworkIn ネットワーク受信量

などなど、多種多様な状況をモニタリングできます

CloudWatchの特徴

①標準メトリクスの収集・可視化

CPU使用率やハードウェア、ネットワークのステータス状況などが
こちら側の設定は不要で標準メトリクスとして収集されます。
収集された値は各サービスのダッシュボードから確認できます。

画面イメージ
image.png

②カスタムメトリクスの収集・可視化

標準メトリクスにはない、アプリ独自の値を監視したい場合に設定できます。

PutMetricDataというAPIを使用することで、
・ウェブページのロードに要する時間
・リクエストエラー率
・株価
など任意の値を送信することができます。

③ログの収集

CloudWatch Agentをインストールすることで、
EC2やLambdaなどのログを書き出すことができます。

CloudWatch Logsへログを書き出すことで、
障害が発生しても
障害が発生したEC2インスタンスを即時に終了することができ、
CloudWatch Logsに書き出されたログを見て調査することが可能になります。

④アラーム

収集した標準メトリクス・カスタムメトリクスの値に対して
アラームを設定することができます。

  • EC2のCPU使用率が5分間、70%を上回っている時
  • RDSのディスクの空き容量が50GBを下回ったとき
  • 500エラーがログに書き込まれたとき
    など。

設定したアラームを受け取って、
Auto Scalingを実行したり、メールを送信したりといったアクションが実行できるようになります。

さいごに

CloudWatchの基礎をまとめてみました。


はつかぜ株式会社では、IT学習や業務に役立つ情報を定期的にお届けしていきたいと思っています。
システム開発のお問い合わせ・ご相談はこちら

https://www.hatsukaze.co.jp/inquire/

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