皆さんこんにちは!今回の担当のSです!
今回はAWSが現時点(2023年12月)で提供しているデータベースの種類についてまとめました。
AWSが提供しているデータベースのタイプは以下のようになります。
DBタイプ | 主なサービス |
---|---|
リレーショナル | Amazon Aurora |
キーバリュー | Amazon DynamoDB |
インメモリ | Amazon ElastiCache |
ドキュメント | Amazon DocumentDB |
ワイドカラム | Amazon Keyspaces |
グラフ | Amazon Neptune |
時系列 | Amazon Timestream |
台帳 | Amazon QLDB |
【それぞれの用途】
1.リレーショナル
最も一般的なDBタイプ。 SEなりたてで一番最初に習うリレーショナルDBは主にこれです!
2.キーバリュー
eコマースやゲームアプリなど、小さなトラフィックが膨大にあるサービス向けのDBです。
3.インメモリ
インメモリデータベースとは、主に内部メモリを利用するDBのこと。キャッシュやセッション管理などのマイクロ秒の極めて低いレイテンシーが求められるサービスに利用されます。
4.ワイドカラム
キーと値の組み合わせなど、リレーショナルDBとは異なる方式で管理されるNoSQL型DBの一つ。大規模設備のメンテナンスや、ルート最適化などに利用されます。
5.グラフ
そのまんまグラフ型のデータベースのこと。リレーショナルDBでは表現しづらい複雑なDBを構築する際に利用されます。
6.時系列
IoTアプリケーションやリアルタイム分析など、時系列が重要かつ大規模なサービスに利用されます。
7.台帳
ブロックチェーンや銀行システムなどの、金融システムに利用されます。
最後に
上にあげた7種類の中でもさらに用途に応じて細かくDBが分かれていて、どのDBを利用するかでアプリやシステムの性能やコストが大きく異なるそうです。最適なサービスの選択ができることが、一人前のSEになるための必須条件であると言えますね。
はつかぜ株式会社では、IT学習や業務に役立つ情報を定期的にお届けしていきたいと思っています。
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