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epub-translatorを使ってEPUBの洋書を日本語に訳した

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タイトルで紹介したOSSはこちらです。

こちらのドキュメントにも使い方は書いてありますが、日本語で記事にすることも少しは貢献になるかなと思い。
実際に自分が叩いた具体的なコマンドも交えて、記事を書いてみます。

何はともあれクローンしましょう

まずはクローンしてください。clone場所はよしなに。

git clone git@github.com:sharplab/epub-translator.git

DeepLのAPI Keyを取得しましょう

スクリーンショット_2024-04-16_20_40_27.png

無料のアカウントでも、1月500,000文字までは利用可能です。
ここのURLから API Keyは確認できます。

API Keyをコードにセット

config/application.yml に DeepLのAPI Keyを設定します。

application.ymlのサンプルファイルがあるのでコピーして書き換えましょう。

cp config/application.yml.sample config/application.yml

上記でコピーを完了したら、API Keyやエンドポイントを書き換えます。

ePubTranslator:
  deepL:
    apiEndpoint: https://api-free.deepl.com # DeepL無料アカウントの場合は、エンドポイントが、api-free.deepl.comです。
    apiKey: "**********" # DeepLから取得したAPI Keyをここに書く
  language:
    source: en        # 変換前の言語
    destination: ja   # 変換後の言語

お好みで、languageの部分も書き換えたら、英語->日本語以外の変換も可能です。

Buildコマンドを実行

クローンしたリポジトリのフォルダで以下コマンドを実行します。

./gradlew quarkusBuild -D quarkus.package.type=uber-jar

実行すると、以下のような出力がされます。

スクリーンショット 2024-04-16 20.47.57.png

これでbuildフォルダが出来上がります。
buildフォルダには、翻訳するために実行するjarファイルが存在します。

翻訳コマンドを実行

java -jar build/epub-translator-runner.jar --src [翻訳したいepubフィアルのパス]

buildフォルダに epub-translator-runner.jar ファイルが存在すると思います。
そのパスを指定し、翻訳したいepubファイルのパスを指定すると、epubが翻訳されます。

例えば自分の場合は、以下のようなコマンドを実行しました。

java -jar build/epub-translator-runner.jar --src ~/production_ready_graphql_complete_package/production_ready_graphql_v1.2.epub

このコマンドを実行したら、 ~/production_ready_graphql_complete_package/フォルダに production_ready_graphql_v1.2.ja.epubというepubが生成されていました。

終わり

手順は全く難しくないと思いますので、洋書を英語で読めない~などの場合には使うと便利かもですね~。

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