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Manaさんに聞く海外エンジニア事情とアウトプット

Last updated at Posted at 2024-03-27

はじめに

いつも聞いているポッドキャストに、webデザイナーやフロントエンド・エンジニアなら必ず一度は見たことがあるWebクリエイターボックスの運営者であるManaさんがゲスト出演されておりました!

この記事はManaさんが話されていた
海外就職の方法とアウトプットのコツをまとめたものになります。

ポッドキャストでは、さらに詳細まで話しているので
気になった方は是非、聞いてみて下さい!

Manaさんのプロフィール

Webクリエイターボックスの運営者

ポッドキャスト📻を配信中
ManaのWebクリエイターカフェ

Manaさんの経歴

日本でグラフィックデザイナー2年間働いた後、
カナダやオーストラリア、イギリスの企業で10年間Webデザイナーとして働く
現在は、帰国し広島に在住

海外にいる頃からブログで情報発信し、
最近は、書籍の執筆活動を精力的にやられている
初心者向けにwebサイト制作の入門書を執筆

1冊ですべて身につく
HTML & CSSとWebデザイン入門講座[第2版]
1冊ですべて身につく
JavaScript入門講座
image.png image.png
第2版にあたり、下記の追加・変更が加わった 
・ 新しくなったCSSアニメーションを追加
・ モバイルファーストの作り方
・ モダンな環境に対応できるようにブラッシュアップ
2024年のエンジニア本大賞に選ばれる!

また、オンラインプログラミングスクールでメンターとしても活躍されている

難しいことをかみ砕いて教えてくれるので、
初学者の人でも簡単にわかりやすく理解できると評判!

現在、新規制作は受け付けていないが、
既存サイトの保守運用業務を担当されている

Manaさんの2024年の目標

・ブログをNext.jsに組み直す
1000記事くらいある
新規だと簡単だが、移行作業がしんどい
import の仕方や埋め込み・チェック作業が特に大変
WordPressの記事をmdファイルで書き出してそれを表示させる予定

・運動を引き続き
トライアスロン
100才までトライアスロンに出たい!!

運動を継続して体力をつけていることが本業に活きている

教育の仕事に方向転換したきっかけ

web制作・デザインをずっとやっていたが、20代後半の転職を考える時期に違う角度でweb制作に携われないかな?とぼんやりと考えていた

web制作のスペシャリストではない、違う働き方を模索している中で、
お仕事で教育に携わる機会があった

試しで1年やってみて、向いてなさそうであれば、やめればいい

きっかけは、飽きっぽい性格と人と話すのが好きだから、
教育のお仕事が自分の性格に向いていると思ったから

「特定のきっかけというよりも、無意識に自分の向いている仕事を選び取った

運動している時に、無心になって、自分の考えを整理した

海外に興味があるエンジニアへ

海外に興味があるけど、興味もったまま行かないエンジニアに向けてメッセージ

「行こうと思ったら、すぐに行った方がいい!」

行くのが先のことだとしても、もう動いていた方がいい
・国をどこにしよう?
・何を持っていこう?
・学校は行くならどの学校にしようか?

渡航するのは、将来でも、準備は今から始めていた方が良い!

圧倒的に行動力があるManaさんの考え方

「長期プランだったとしても、小さな一歩は今すぐ踏める!」

Manaさんの海外経験

最初は、ワーキングホリデーのVisaが取りやすいという理由でカナダのバンクーバーで働き
オーストラリア→イギリスでも働いた

その後、北米圏をメインにIT系の留学をサポートしているエージェントであるFrogで働いた

Manaさんが所属していた海外就職をサポートしてくれるエージェント↓

北米で働くことに興味があるなら
登録だけでもしておくことをおすすめ!
ポッドキャストを聞くだけでも全然違う

海外で働いてみて感じた日本との違い

海外を選んだり理由は
「残業が嫌だ!」

1年海外で働くと日本の社会に戻れなくなる

海外では、会社と顧客が対等な立場で働ける環境だった

お互い言いたいことが言い合える環境で
フィードバックが早く、技術力の向上に繋がる

日本などのアジア圏だと、顧客の立場がどうしても強くなる
日本だと言いたいけど、言わなくて、最後の最後にどんでん返しがあった

「大丈夫、大丈夫」と言いながら大丈夫じゃない状況が多々あった

海外だと色んな国籍の方がいるので空気を読んだり、遠慮がない印象

Manaさん流アウトプットのコツ

Manaさんがブログを始めたきっかけは、日本を変えたかったから
web制作に関する情報が日本では遅いから、
日本語で書けばたくさんのひとに読んでもらえる

日本のITに関する情報が遅いのを変えたかった
ITに関する情報は英語の方が、速くて量がおおい
海外で仕入れた情報を自分なりの文章にまとめて書いてみた

ブログは、2010年から開始、当時はWordPressが全盛期だった
WordPressに関する日本語記事がほとんどなく、
友人に英語のリンクを送っても読んでくれなかった

それならば、英語の情報を日本語でまとめれば読んでもらえるのではないかと思った

発信するうえで気を付けていること

ペルソナを細かく設定する

自分が知っているオンラインスクールの生徒さんの顔を思い浮かべながら文章を書いている

アウトプットするときは、身近な人に教えるイメージがとても大事!

生徒に教える時も、相手が本当にわかっているかどうか確認するために
粘り強くいろんな角度から質問してみる

何もしない後輩だとして、説明してもらい、答えにどもったらまだ十分に理解できていないので、同じことを別の方法で説明してみる

海外の経験を通じて変わったこと

今は働いている感覚がほとんどなく、
好きなことをやっているというイメージ

仕事で将来どうなりたいがない

短期的には一つの目標から逆算して、現在の行動を決めるが、
長期的に見ると目標をふわっとさせている

海外の経験を通じて目標設定の考え方が変わった

目標を決めて、それに向かって言っても、
途中で目標が変わったり、状況が変わったりする

予定通りに行かないことで精神を擦り切れるぐらいなら
最初から目標自体をふわっとさせておいて
なんとなーくでやっていた方が、幸せかなっと思った

海外で長く働いている人は
目標をがっつり決めている人よりも、何となくで来た人の方が長くいる印象

目標を厳格に決めている人は挫折しやすく、
一つでも予定が狂うと、「こんなはずじゃなかった…」と帰国する人が多かった

目標を細かく決めてしまうと、挫折した時の立ち直りが難しくなる

目標を設定すること自体は大切なことで、モチベーションにもつながるが、
目標に縛られるのは違う

目標に囚われず、柔軟な計画を持つ

常識は自分の中にあるだけ

本で読んだことよりも
実際に海外で出会った人からの影響が大きい

大富豪の人や戦争で国を追われてカナダに来た人、一夫多妻の家族で育った人など
価値観が全然違う人と一緒に働く中で、
常識は自分の中にあるだけだと感じた

心を柔らかくして受け入れる訓練になった
異なる価値観を柔軟に受け入れる土壌があった

自分の価値観・考え方に多様性が持て、視野が広がった

海外に行けるチャンスがあるならば、行ってみるといい

結婚や子供ができるなど、ライフステージが変わるとどうしても動きずらくなるので、
海外に行くならば若い方がいい

中級エンジニアになるためには

日々業務でやっていること、調べれば自分一人でもできることを視点を変えてやってみる
ex) 開発の現場から離れて、教育をやってみる

例えば、
・自分の言葉でアウトプットするならどう表現する?
・新人に教えるならどういうふうに教える?
・英語の情報ならどのように書かれている?
などを考えてみると、自分の知識を違った角度から見られる

最後に

海外に興味あるエンジニアは
(自分にはまだ早いとか、そんな能力がないとか)
制限をつけずに、やろうと思ったら動き出してみて下さい!

感想

ポッドキャストを聞いてみて、「1年後2年後にやりたいことだとしても、今日から準備する」という考え方が、Manaさんの圧倒的な行動力とアウトプット量に繋がっていると感じました!

また、細かく予定を計画することは、一見すると良いことのように見えるけれど、脆くすぐに挫折してしまうというのはすごく共感しました!(計画通りにはいかないのが人生なので・・・)
細かく予定を決めるよりも、ざっくりと方向性だけを決めて、あとは行動しながら、その都度、必要に応じて方向転換していくという考え方は、折れにくいしなやかなマインドセットを持てるなと感じました!

この記事が、なにか皆さんが行動するきっかけになれば幸いです!

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