初めに
この記事は、私がAWS SAAの試験を受けた中でもっと効率的にできたと思うことを共有しAWS SAAの合格の手助けになればと思い書いております。
※あくまで私が実際にテスト受けテスト勉強をしてきた中で、考え感じたことをベースに書いています。参考として考えてください。
この記事をお勧めする人
- これからAWS SAAを受けようと考えている人
- AWS SAAの勉強法を知りたい方
- AWS SAAの勉強を始めたが、どうやっていいかわからない方
目次
- 私について
- AWS SAAの試験について
- おすすめの教材
- 勉強法
1. 私について
一応私についてですが、工学部情報系の大学院を卒業しSIerに勤務している2年目エンジニアです。AWSの利用経験は研修で2週間とPJで2ヶ月ほど、研修では簡単にEC2やS3を利用して静的なサイトを作成する程度です。PJではインフラとしてAWSが利用されていましたが、ほとんどその部分は触ることなく終わりました。またその他取得した資格等は、基本情報、応用情報、Javaシルバーです。
ほとんどAWSについては知識がない状態からスタートしました。(EC2やIAM,S3などの名前を知っている程度)ITの知識は、応用情報等で身につけていたとは思います。
2. AWS SAAの試験について
AWS SAA試験の基本情報
AWS SAAの試験はAWS認定試験の中でも基礎的な位置付けとなっています。出題数65問で1000点満点、合格点は720点となっています。私は754点で合格しました。(結構ギリギリ...)
AWS SAA-C03勉強時間
勉強を開始する前に、多くの合格体験記を見ましたが合格までにかかっている勉強時間は、30~200時間程度でした。実際に私も100~150時間程度の勉強時間で合格することができました。合格時間は勉強開始前の、知識量によって変化する部分です。AWSを業務で利用している、ITの基本的な知識があるかなどによって上下してくると思います。合格体験記を見るときは、筆者がどれくらいのレベルなのかを見た上で参考にして自分の合格までの時間を見積もると良いと思います。
3. おすすめの教材
1.Ping-t
私がAWS SAAの試験を受ける際に最もおすすめする教材は、Ping-tです。その理由は、基礎から応用まで、AWS SAAの試験を受ける中で必要な知識をこのサイトだけで、無料でつけることができるためです。
このサイトはスマホ、PCで利用可能です。AWS SAAの問題であれば全て無料で利用できます。問題数も多く755問全て無料で解くことができます。また、サービスごとに分かれた問題と、テストレベルの問題があります。AWSのサービスごとに分かれた問題には、以下のような参考が載っており参考書などは購入しなくても合格レベルの知識を身につけることができます。
また試験レベルの問題についても、実際の試験で利用出題されるレベルに近くこの問題を、複数か解いて9割程度の正答率になれば十分に合格できる可能性があると思います。
2.Udemy 【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)
2つ目のお勧めの教材はUdemyのAWS SAAの模擬試験問題になります。この教材は、試験形式で6回分390問あり非常にボリューミーです。Ping-tを終えて物足りないと感じた方、心配でもう少し勉強しておきたいと思う方はここまでやると良いと思います。私的にはここまできっちり行えば基本的には合格できるレベルに達すると思います。
この問題を行う中で1つ注意してほしい点があります。この問題集は本番レベルより難しい問題となります。そのため、1度目で合格点に届かなくても落ち込まないでください。
実際に私がこの問題集を解いた時の点数です。
試験回 | 1回目の点数 | 2回目の点数 |
---|---|---|
模擬試験① | 55% | 78% |
模擬試験② | 46% | 66% |
模擬試験③ | 46% | 78% |
模擬試験④ | 63% | 78% |
模擬試験⑤ | 52% | 66% |
模擬試験⑥ | 61% | 50% |
ご覧の通り、1度目で合格点に達している回数はありません。なんなら2回目ですら合格点に達していない回数もあります。(これは勉強不足...) 大切なのは復習です、きちんと理解すべきところは理解し、覚えるところを覚えておけば点数が多少低くても十分に合格を狙えます。
3.AWS公式練習問題
こちらはAWS公式の問題集になります。こちらを利用するメリットとして、実際のAWSの試験の問題文になれることができます。実際のAWS試験の問題は、英文を直訳したような文になっていることがあり、分かりずらいことがあります。そのため、実際のテストの問題文の感覚を掴むために、テスト前に1度はAWSの公式問題集を解いておくことをお勧めします。
4. 勉強法
ここからは実際の勉強の進め方になります。
進め方の大枠は以下となります。
- Ping-t サービス別の問題
- Ping-t 本番レベル問題
- Udemy AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集
- AWS 公式練習問題
1.Ping-t サービス別の問題
まずPing-tでサービス別の問題をひたすら解いてください。1つのサービスを覚えるための
練習問題としてつかいます。解き方は、参考を読んでサービスの内容を理解してからでも大丈夫ですし、1度問題を解いてから回答と参考を読んでも良いと思います。ポイントとしては、きちんと内容を理解して下さい。問題を暗記するだけでは意味がありません。大体8割以上取れるようになれば、このフェーズは終了し次に行っても大丈夫です。
2.Ping-t 本番レベル問題
次にのフェーズとしては、Ping-t本番レベルの問題を解いて下さい。模試形式でも、分野別に解いても大丈夫です。本番レベルの問題を解く→間違えた問題はサービス別の問題に戻り復習→それでもわからなければAWS公式のサイトで確認→本番レベルの問題を解く→...、この流れを繰り返します。ここでも8割程度取れるようになれば問題ないでしょう。
3.Udemy AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集
今までのまとめと、試験形式になれるためUdemyの模擬試験問題を行います。試験形式で実施して下さい。時間内に終わらす感覚を養っていきます。
試験問題の解き方のコツとして以下を意識してみて下さい。
- 間違いであると思われる回答を消し2択まで絞る
この癖をつけておくことで、実際の試験でも焦らず回答できると思います。AWSの試験は、試験問題は公開していないので実際に出題された問題は分かりません。そのため本番で全く出会ったことのない問題を解かなくてはいけません。そこで2択に絞ることにより、落ち着いて回答を選べるようにします。
また、上でも記載しましたが1回目で合格点に乗らない場合でもそんなにめげないでください。この問題は、試験レベル以上です特に5,6回目は難しいです。テストの感覚を養うことと復習をすることを意識しながら実施していって下さい。
4.AWS 公式練習問題
最後にテスト1週間前くらいにAWS公式練習問題を実施してみてください。目的としては、テストの問題文になれることで。実際と多少違う部分もありますが問題文の感じは同じなので、なれるくらいの感じで解いて良いと思います。
4. 最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも力になれれば思っております。この試験は、諦めなければ絶対取れる難易度です。最後までやり切って合格しましょう!!