#はじめに
ここ最近、Windowsコンテナーが随分と身近になってきました。
Windows10にDocker Desktopをインストールすることで、誰でも簡単にPCでWindowsコンテナーのビルドや実行ができるようになりました。
Kubernetesにおいてもv1.14からWindowsコンテナーがサポートされており、利用方法などのドキュメントも整備されてきています。
Windwosコンテナーのエンハンスもこちらのロードマップの通りしっかり実施されてきており、今後もさらに使い勝手が向上していくことが期待できます。
ユースケースとして、既存のWindows環境で稼働するアプリをコンテナ化して、Kubernetesやコンテナ環境に移行したい、といった場合などには、Windowsコンテナーは非常に魅力的なのではと思います。
では早速Windwosコンテナーを利用してみたい!という方に、すぐに試せる環境としては、やはりクラウドのKubernetesサービスをお勧めします。AzureのマネージドなKubernetesサービスであるAzure Kubernetes Service(AKS)においても、Windowsコンテナーは正式にサポートされています。
そこで、AKSを利用したWindowsコンテナーのワークショップをchack411さんとともに作成しましたので、ご紹介させていただきます!!
#Windowsコンテナーワークショップ
↓こちらががワークショップのコンテンツへのリンクになります。
ASP.NET と Windows Containers & AKS ワークショップ
内容としては、下記の2部構成になっています。
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事前準備と Windows Container アプリケーションのローカル実行およびデバッグ
- Visual StudioとDocker Desktopを用いてWindowsコンテナーをビルド・デバッグします
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Azure Kubernetes Service (AKS) クラスターの作成と Windows コンテナーのデプロイ
- AKSとWindowsサーバーノードを作成してWindowsコンテナーをデプロイ・操作します
お一人でもくもくと作業するのもOKですし、グループやチームで取り組んでいただくことも出来ます。
なお、このワークショップではAKSだけではなく、コンテナレジストリとしてAzure Container Registryも利用します。Azureのアカウントをお持ちで無い方は、お手数ですが作成をお願いいたいします。
Azure無料アカウントの作成ページ
Azure学生向けアカウント作成ページ(クレジットカード不要)
WindowsコンテナーのFAQ
WindowsコンテナーとLinuxコンテナーの違いなど、色々な疑問点があると思います。下記のサイトによくある質問について記載されていますのでご参照ください。