LoginSignup
0
0

More than 1 year has passed since last update.

Watson Knowledge CatalogとBoxを連携させてみた(前編)

Posted at

はじめに

Boxに格納した資産を、Watson Knowledge Catalog(以下、WKC)から参照できるように、WKCとBoxを連携させます。

実施すること

WKCとBoxを連携させるには、以下の設定を必要としますが、今回の前編では、Box側の設定を説明します。

  • Box側の設定(カスタムアプリの作成と設定)
  • WKC側の設定(新規カタログの作成、新規接続の作成)

Box側の設定 - カスタムアプリの作成

Box開発者コンソールに移動し、カスタムアプリを作成します。「Create New App」から「Custom App」を選択します。

2023-05-15 14.35のイメージ.jpg

カスタムアプリの作成は、ウィザードに従い、簡単に作成できます。

Create a Custom Appのウィザード(1/2)

カスタムアプリの名前を指定しますが、「App Name」に任意の名前を指定します。

2023-05-15 14.36のイメージ.jpg

Create a Custom Appのウィザード(2/2)

カスタムアプリの認証方式を指定しますが、「Server Authentication (with JWT)」を選択します。

2023-05-15 14.55のイメージ.jpg

「Create App」を押下すると、カスタムアプリの作成は完了です。続いて、作成したカスタムアプリに、WKCとBoxの連携に必要な設定を行います。

Box側の設定 - カスタムアプリの設定

作成したカスタムアプリのConfigタグで、以下の設定を行います。

  • WKCとBoxの連携に必要な公開鍵の作成
  • アプリケーションのアクセスレベルの指定
  • アプリケーションのアクセスレベルの設定

WKCとの連携に必要な公開鍵の作成

WKC側の接続リソースの設定に必要な公開鍵を生成します。「Generate a Public/Private Keypair」を押下することで、公開鍵を生成することができます。(生成された鍵ペアは、*_config.jsonとして生成されます。)

2023-05-15 15.15のイメージ.jpg

アプリケーションのアクセスレベルの指定

Box資産をWKCに参照させるために、アプリケーションのアクセスレベルを、「App + Enterprise Access」に指定します。

2023-05-15 15.16のイメージ.jpg

アプリケーションのアクセスレベルの設定

アクセスレベルに指定した「App + Enterprise Access」に設定の追加を行います。下記、「Advanced Features」にあるチェックボックスを追加で選択し、画面上部にある「Save Changes」を押下して設定を保存します。

2023-05-15 15.21のイメージ.jpg

ここまですべての作業を施すると、Box側の設定は完了です。

まとめ

Box側には、開発者コンソールを用いてカスタムアプリを作成し、WKCとの連携に必要な作業が必要になります。

  • WKCとの連携に必要な公開鍵の作成
  • アプリケーションのアクセスレベルに「App + Enterprise Access」指定
  • 指定したアプリケーションのアクセスレベル「App + Enterprise Access」の設定追加

参考文献

公式ドキュメント:https://dataplatform.cloud.ibm.com/docs/content/wsj/manage-data/conn-box.html

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0