LoginSignup
5
4

More than 5 years have passed since last update.

EC2 Document (VPC) まとめ

Last updated at Posted at 2015-07-15

参考は「Amazon Elastic Compute Cloud - Amazon EC2 と Amazon Virtual Private Cloud
あとこちら。「Amazon Virtual Private Cloud

EC2インスタンスを起動するとき、 EC2 ClassicVPC とではどう違うのか?といった部分がまとめられています。EC2 Classicをご利用のお客様の運用やVPC移行をする場合にはこの辺が役立つのではないかと。

はじめに

従来のDC(データセンター)で運用していたネットワークの環境によく似ている、らしい。AWSのスケーラブルなインフラを使ってネットワークの構築ができるところがメリット。設定をコントロールできる範囲も(たぶん)広い。例えば以下のようなもの。

  • IPの範囲
  • サブネットの作成
  • ルーティングテーブル
  • ネットワークG/W
  • セキュリティ

既に自前で持っているDCに対してVPCを接続することもできる。よって、VPCを既存環境(DC)の拡張として使うことができる。

VPCサブネットのセキュリティにはSecurity Group, Network ACLなど、複数のセキュリティレイヤを使用できる。SG(Security Group)とNACL(Network ACL)の違いはVPCドキュメントVPC のセキュリティにて記載があります。ざっくり言うと以下のようなことかなと思っています。

  • SG
    • 保護する対象はインスタンス(もしくはインスタンスのグループ)
    • デフォルトDenyで「許可する」の設定のみ可能
    • ステートフル(トランスポート層のイメージ。 往復の概念がある)
  • NACL
    • 保護対象は個々のサブネット。
    • 「許可」「拒否」の設定を両方記述する
    • ステートレス(ネットワーク層のイメージ。 往復の概念はない)

NACLでは In/Out の両方を意識する必要がある、っていうところが注意点のように思います。
ちなみに、NACLの設定を見てみても以下のような注意書きがありますね。落とし穴なんでしょう。

(インバウンドの設定ペインにて)インバウンドトラフィックを許可します。ネットワーク ACL はステートレスであるため、インバウンドおよびアウトバウンドルールを作成する必要があります。

EC2インスタンスを起動するネットワーク(Default VPC/それ以外)による違い

ドキュメントで対応しているのはEC2-Classic と EC2-VPC の違いです。EC2-Classicは置いといて、 Default VPCかどうか? の違いに着目して見てみます。

特徴 Default VPC Default VPC以外
public IPの割り当て(デフォルト設定) Yes (注1) No
DNSホスト名の有効/無効(デフォルト設定) 有効 無効
インスタンスのインターネットアクセス 可能 不可

注1 ... ただし、デフォルトのサブネットで起動し、かつデフォルトのサブネットのPublic IP属性を変更していない場合

あと、設定項目の上限値。こちらはVPC共通。

項目
VPCあたりの最大SG数 100
リージョンあたりの最大SG数 500
SGに追加可能なルール数 50 (注2)
単一インスタンスあたりに同時割り当て可能なSG数 5 (注3)

注2 ... おそらくInbound/Outboundでの合計数。要検証
注3 ... インスタンスの起動時/実行中に割り当てが可能

以降、工事中

時間作って追記しますー。

5
4
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
5
4