さらっとIikanji Speed Up Contest参加レポートです。タイトルの通り、予選落ちでございました。
さて、今回がISUCONデビュー戦だったわけなのですが。私は自社の方2名についていく形で参加しました。
普段の業務でコンフィグのカスタマイズをやる機会はないので色々手探りでの参加でした。極端な話、Linuxシステムの触り方から復習しなきゃいけないくらいの感じです。
前日までと当日の過ごし方
前日までは、過去問をちょろっといじりつつ過ごしていました。Vagrantやansibleの環境がありましたが、おとなしくAzureのテンプレートを流し込む対応で環境は揃えました。
やったことは、ひとまずLinux環境の触り方から復習からです。systemdや諸々コマンドラインツールの使い方をやりつつ、その後はアプリのコードを眺めたりNginxやMariaDBの設定を眺めたり...という感じです。
計測環境を整えるため、MackerelやDataDogも入れて使ってみたりしてました。結局使いませんでしたけどね。。。あとはalpやpt-query-digestの導入あたりも。
当日はというと、私は正直さほど働いてません。ミドルをちょいちょい見てた、という感じです。計測のための設定がコケて手間取ったりしていたので、そのへんも対応しつつでした。あとはログ集計してボトル箇所の特定とか。
メンバーは私ともう1名が東京で集合、あとの1名がリモート参加です。
自社がコミュニケーションツールにSlackを使っているので、本番のコミュニケーションも社用SlackのISUCONチャンネルにて行っていました。
平日と違って見るべきチャンネルは1つだけなので、非常に快適なSlackライフでした。
感想
歯が立たなかった、という表現が割と近い思いです。
クエリの最適化であったり、nginxやWSGI APサーバーまわりのチューニングであったり、もっとやれた部分はあったかなと思います。
あと、本筋と関係ない環境セットアップやトラブルシューティングに時間をとられすぎた感があります。一応ISUCON5でリハ的なことはしていたはずなのですが、まぁ本番は順調にいかないものだなと。その辺の手順はちゃんと入ってないとだめですね。
本業にリソースを集中させるための、「業務効率化/自動化」の重要性をISUCONの場で再認識しました。
まとめ
ガチな人々のおそろしい大会と言う感じの印象だったので戦々恐々してましたが、非常に面白かったです。得るものもたくさんありました。足りない部分が見えましたし、来年はもっとできることを増やして是非参加しようと思います。
さくっとしたレポートなので今回はこのくらいで。
最後に、このようなすばらしい場を企画してくださった主催者、協賛各社様に感謝。