GrabShellってなに?
- 公式サイト
- 両手でつかんで使える(変態的)キーボード
- → 机に縛られないので、VRやARでの仮想デスクトップと相性がいい
レビューの結論
- 癖は強めだけど、使えるようになってくるとめちゃ楽しいよ
レビュー
良いところ
- どんな体勢でもタイピングできる
- VRつけながらyogiboに寝転がってとか
- 寒いから寝袋に入りながらとか
- 置いとくだけでもかっこいい(光る)
- いろいろなカスタマイズが可能
- キーキャップ変更可
- キースイッチ変更可(ホットスワップ)
- キー配列もプログラマブル(VIAでブラウザ上のGUIで設定可能、裏では多分QMKが動いてる)
- 当然マクロも設定可能
悪いところ
- タイピングは慣れるのに時間がかかる
- 特殊な形状というより、キー配置が通常のキーボードと違うところに慣れなかった
- 逆にキーが背面にある構造はそこまで気にならなかった
- カスタマイズが自分用に固まらないと使いづらい
私の設定
- ポイントは大きく分けて3つ
- できるだけ普段のキーボードと同じ(に感じる)キー配列を目指す
- 持つときのわっかに親指まで入れる
- キーキャップを薄型に変更
普段に近いキー配列
- とりあえず画像で乗せると以下
layer0(基本レイヤー)
layer1(レイヤー変更ボタン押してる間だけ)
- こだわりとしては、Esc, Ctrl, Shift, Enterなどがいつもの指の位置に近い場所に配置した
- 一方で明らかに通常キーボードよりもキー数が少ないため、VIA(QMK)の機能を活用している
- 例えばlayer0の左端(つぶれているがMT(MC..)とあるキー)はこのキーとほかのキーを同時押しするとCtrlの機能、単体で押すとTabの機能になるようにしてある
- 同様にAの下、Zの位置は同時押し: Shift, 単体押し-: Z となっている
- また、Gの右側のキーは同時押し: レイヤー変更, 単体押し: Space
- Hの左のキーは同時押し: レイヤー変更, 単体押し: BackSpace となっている
わっかに親指までいれる
- 持ってない人にはなんのこっちゃだと思うが、GrabShellは両手でつかんだ時の安定用にわっかがついている(以下の画像のように)
-
公式動画を見ても、このわっかには親指以外の指を入れて保持するのだが、そうすると指をホームポジションに固定するのが難しかった
- 重さに負けてわっか内の上部に指が来ると、背面の指がホームポジションからずれてしまう
- この問題を解決するために、私は親指までをこのわっかに入れている
- こうすることで、親指でわっか上部を押すことでホームポジションから指がずれないようにできる
- 実際親指まで入れたときには、通常のキーボードと近いスピードでタイピングできる
- この方法は親指側のトラックボールを使いずらくなるという欠点もあるが、わっかを少し緩めにし、すぐに親指を抜けるようにすることで、そこまで気にならなくなる
キーキャップを薄型に変える
- もともとは普通のキーキャップが付いているが、そのままだと数字の列まで指が届きづらい
- というか手前のキーを指の腹で押してしまう
- そこで以下の薄型キーキャップに変えたところ、手前のキーを押してしまうことはなくなり、快適になった(オプションで用意してほしいくらい)
設定が固まっていないところ
- テンキー設定したけどあまり使っていない
- 表側のキー、めっちゃあまってるからマクロをいれまくりたい
さいごに
- ガジェットの設定をいじること自体が好きな人は好きかも
- emacsとかvimをガチガチにカスタマイズしてる人とか好みそう(偏見)
- まちがっても万人にはうけない
- もうちょっと小さくなって持ち運べるようになるとうれしい
- また好きな設定がでてきたときは発表したい