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Amazon SESについての備忘録(ルールセットの運用などについて ちょびっとだけ...)

Last updated at Posted at 2025-04-17

ノベルワークスのとっしー(@tossy)です.
AWS SESについて気になったことについて, 調べたり教えていただいたりしたので, 備忘録として残しておきます.

リージョン内で複数のドメインを運用は問題ないのか

1リージョンにつき, ルールセットを1つのみ有効にできる.
このルールセットに対して, 各ドメインごとの複数ルールを作成するという運用を考えていた.
このような運用は実務上よく採用される方法なのか.

この方法はよく採用される方法らしく問題ないようです.
いくつか注意する点があります.

  • ルールは順番に評価されること気を付けること
  • ドメインが増えるとルールセットが複雑になり, 管理が難しくなること
  • 特定のメールが複数のルールに一致する場合, 不要な処理をしたくない場合は停止アクションを使用して以降のルールの評価を中止すること
    (オプションで, 停止アクションが実行されたときにAmazon SNSを通じて通知を飛ばせるようです)

ルールセットを複数作成する際のユースケースについて

SESでは1リージョン内に複数のルールセットを作成できるが, 有効化できるのは1つのみ.
どのようなユースケースで複数ルールセットを利用するのか.

複数ルールセットを作成する主なユースケースは以下のようなものがあるようです.

  • ルールセットを簡単に切り替えたい場合

    • 過去のルールセットをバックアップとして保持しておき, 必要に応じて切り替えることができます. また, 新しいルールセットを事前に作成しておけば, 任意のタイミングで迅速に切り替えることもできます
    • 例) テスト環境と本番環境の分離
       異なるルールセットを使用してテスト環境と本番環境を切り替えることで, 新しい設定や機能を簡単に試すことができます
  • 異なるワークフローへの対応

    • 特定期間や特定プロジェクト向けに異なるメール処理フローを設定できます
    • 例) 年末年始のキャンペーンで, 特定のメールを受信した場合に特別な処理を実行
      → キャンペーン期間中は受信メールをS3に保存してアーカイブなど
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