0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

AWSAdvent Calendar 2022

Day 23

RedSfhitを伸縮自在なサイズ変更でリサイズしようとして困った

Last updated at Posted at 2022-12-22

これはなに?

伸縮自在なサイズ変更を使ってみて、
RedSfhitのノード数変更する際に3回転んだ話です。

伸縮自在なサイズ変更について

伸縮自在なサイズ変更 - クラスターにノードを追加または削除できます。DS2 ノードから RA3 ノードなど、ノードタイプを変更することもできます。伸縮自在なサイズ変更はすばやい操作で、通常は数分で完了します。このため、最初のオプションとしてお勧めします。伸縮自在なサイズ変更を実行すると、データスライスを再分配します。データスライスは、各ノードにメモリとディスク領域に割り当てられるパーティションです。伸縮自在なサイズ変更は、次のような場合に適しています。

簡単にまとめると

  • ノードタイプを変更
  • すばやい操作で、通常は数分で完了
  • ほとんどのクエリが保持

最高か??

やりたいこと

ra3.xlplus 2ノードで経っているRedSfhitを処理が増える数日だけra3.xlplus 8ノードにしたい!

  • 常に動いているRedSfhit且つ、定期的なリサイズなため「従来のサイズ変更」での変更は避けたい

実際にやってみた

redshift-qiita-3.png

むむ:thinking:

困ったその① 変更先ノード数の制限

ra3.xlplusのノード数を変更する際、変更先のノード数は2倍もしくは1/2が選択肢となります。
つまり2ノードで動いているRedSfhitは4ノードのみが選択肢になります。

redshift-qiita-1.png

仕様上の問題と分かり次の手段へ。

困ったその② 元のクラスターを基準にノード数が決まる

変更先が2倍にしかできないのであれば、
一度4ノードに上げてから8ノードにするという2段階でノードを増やす手段を考えました。
2ノード → 4ノード → 8ノード

が、

実際やってみたがまたもや失敗。

ソース vs ターゲットクラスターサイズ - 伸縮自在なサイズ変更によってサイズ変更可能なノード数と種類の設定は、元のクラスターのノード数と、サイズ変更したクラスターのターゲットノードタイプによって決まります。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/redshift/latest/mgmt/managing-cluster-operations.html#rs-resize-tutorial

私は完全にドキュメントのこの言葉の意味を履き違えていました。
「変更前」=「元のクラスター」ぐらいだと思い、2段階に分ければ問題ないと思っていました。

ここでいう「元のクラスター」は建てたタイミングで選んだノード数を基準とするため、ra3.xlplus、2ノードを4ノードにしたところで変更できる範囲は変わりませんでした。

困ったその③ 元のクラスターを思ったより引きずる

ここまできたら最終手段、

スナップショットから復元して新しくRedSfhitを建ててしまおう!!!!

建てたタイミングで選んだノード数を基準とするのであれば、
スナップショットから復元する際にra3.xlplus 4ノードを選択して、建ててみた。

redshift-qiita-2.png

しかし、スナップショットからのリストアする時点ですでに4ノードまでしか選べない。(本来であれば2~16で選択可能)

不安に思いながらリストアしたが、結果は最大ノード数は 4 のままとなり、

失敗。

AWSサポートにも聞いてみたが、
やはり、スナップショットから復元しても元々のクラスターノード数をそのままスライドしまうのは仕様らしい。
「伸縮自在なサイズ変更」では、求めていることはどうしても厳しそうなので「従来のサイズ変更」を使うことを進められました。
一度「従来のサイズ変更」を使えば、「元のクラスターノード数」も更新される。

知ってたら得するかも?

もし今後、ra3.xlplus 2ノードを建てることがあれば、
ra3.xlplus 4ノードで建てて、ノード数をダウンさせてからra3.xlplus 2ノードにしよう。

そうすればra3.xlplus 4ノードが基準となるため、2ノードや8ノードへ柔軟に変更が可能となる。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?