この記事はビビッドガーデン Advent Calendar 2021の15日目です。
はじめまして、はしまるです。
9月にビビッドガーデンに入社しました。
エンジニアですが、エンジニアというラベルを貼られたくないひねくれ者なので、技術ではない話をします!
箸休めにどうぞ!
私は過去にステージ司会をやっていた時期があったり、現在も副業で物事を人に教えたり、趣味でエンタメプロジェクトを動かしたり、某ライブ配信サービスでひとり喋りをしたりしています。
ということで内容は
** 「進行やファシリテーション時に役立つかもしれない小ネタ」**
です。
苦手なエンジニアが多いのではないかと思います。
かくいう私も、元々は人前で話すのが非常に苦手でした。
(しかしビビッドガーデンにはそういう人が全然いない・・・!)
何かしら役立つことがあれば幸いです!
トピック
- 大前提
- ハンドリング
- トークテクニック
大前提
大前提として大事だと思うことは
- 「自分で全部やろうとしない」
- 「うまくやろうとしない」
- 「様子をうかがい過ぎない」
です。
進行する人間 ≠ 決定者
なので、進行する人間はあくまで交通整理をしていく人で、行き先を一人で決めてズンズン進んでいく人ではないです。
(最終決定者が進行する場合もあるとは思いますが、あまり良くないとされているはずです)
- この流れだと次はこの人に振ればいいかな?
- 誰に振ったらいいか分からないからそれを言おう
- 時間的にもここは巻きめだから深堀りせずサクッといこう
みたいな、
「会のゴール(目的)とそれに向かう全体の流れ」
のことだけを考えて話を進めていくのがポイントだと思っています。
バラエティ番組などで進行がうまい司会者を思い浮かべると、大体
「自身が喋るのがうまい」というより「人に振るのがうまい」
ですよね!
かといって、「うまくやらなくては」「ちゃんと他の人に気を使わないと」とするとそれに意識がいってしまって、逆にうまくいきません。
気の利いたコメントとかできなくていいです。
ハンドリング
上記の大前提の意識ができていたら、
- 時間把握
- 脱線時の回収
- ゴール(目的)に必要な話を引き出す
などのハンドリングスキルも自然とあがってきます。
時間把握
決まった時間内でゴールまでもっていくのが進行者の役割ですよね。
でも結構時間チェック、忘れがちだったりします。
個人的なコツとしては
- 大きな区切りごとに時間をチェックする
- 話が発散していたり、細かい話に飛んだタイミングで時間をチェックする
- どれくらいのボリューム話したらどれくらい時間が過ぎているかの体感を身につける(これは慣れ)
があります。
チェックタイミングを決めていれば結構らくちんです。
あとは必要に応じて巻きます(ステージなどでなければ伸ばすことはないでしょう)
脱線時の回収
「巻きます」といっても「はいおしまーい!」とはできないので、対応としては
- 目的と関係ない話は切る
- 必要だけど長くなりそうな話は次にとるアクションを決める
- その場で必要な話で、うしろが伸ばせるならまあ伸ばす
とかをやっている気がします。
ゴール(目的)に必要な話を引き出す
話が発散するのはあるあるですが、逆にするべき話が出ないこともあります。
(特に振り返りとか)
「それっぽい会話をしている」ということで安心感を得ずに、常にその会の目的を忘れないようにするのが結構大事だと思っています。
- 目的につながる話を引き出す
- その話題のキーマンそうな人に話を振る
- そもそもの心理的安全性をあげる
あたりは意識すると良いなと思っています。
トークテクニック
ここまではまあファシリテーション力高い人なら当たり前だな、といった感じでしょうか。
ここからは話し方について、自分の考えを書きます。
- 声のトーン
- 間と声色で区切る
- 話者の切り替え
声のトーン
意識しづらいかもしれませんが、声のトーンは意外と重要です。
その人の声色によって、聴いている人もそのテンションに引っ張られていきます。
某アイドルグループのMCトレーニングでも**「声のキーをあげろ」**という指導がされていたのを拝見しました。
声のトーンが低いとテンションも下がっていきますし、声が低すぎるとそもそも聞き取れない、という事態になることも。
私は人前という場では意識してキーを2個くらい上げて話すようにしています。
間と声色で区切る
話すのに慣れていないと、間ができると非常に不安になります。
「話す」をやることで精一杯でつらつらと話してしまいます。
しかし区切りがないと、聴いている側もそのまま流してしまいがちに。
話す時でも記事で書くときのように #
##
のタイミングで
- 直前に一呼吸入れる
- はっきり強調するように話す
- 声のトーンを上げる
などをすると分かりやすくなりますね。
これはプレゼンなどでも言われることだとは思います。
話者の切り替え
これも上記の「区切りがない」の対策になるものです。
聴こえる声を変えるために、他者に話してもらうという方法です。
某音楽番組などでメイン司会者とアナウンサーの2人体制で進行をしているのもそれだと思っています。
具体的には
- 自分が知っていることでも担当の人に話させる
- あまり話していない他の人に振る
などがそれに当たりますね。
まとめ
色々書いてみましたが、結局は最初に書いた
「会のゴール(目的)とそれに向かう全体の流れ」
を意識してやっていれば良いんだなというところですね。
ぶっちゃけ慣れが一番早いので、
「うまくやろうとせず、とりあえずやってみる」
の精神でいくと吉!
(苦手な私も、ファシリテーターをやったり人にモノを教えるようになってから上達しました)
とはいえ自分もまだまだなので、色々試してみつつ学びつつスキルアップしていきたいです!!!
エンジニアらしくないエンジニアとして、この先生きのこることを引き続き意識していこうと思います。
最後に
ビビッドガーデンではコミュニケーションをしっかり取りながら、目的に向かって進んでいける力がすごいメンバーが勢揃いしています。
一緒に働いてくれる仲間も募集しています!