※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
ServiceNowのレコードプロデューサーとは?
- レコードプロデューサー(Record Producer) は、ServiceNowの Service Catalog(サービスカタログ) の一部として機能するフォームの一種
- Record ProducerはOOTBである
- ユーザーが特定のテーブル(例:インシデント、リクエスト、カスタムテーブルなど)に新しいレコードを作成できる仕組み
- Service Catalog(サービスカタログ)
- ユーザーがITサービスやリクエストを申請できるポータル
- 企業の ITサービスの「オンラインショップ」 のようなもの
- Service Catalog(サービスカタログ)
レコードプロデューサーの特徴
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カスタムフォームの作成
- 通常の「新規作成」ではなく、カスタムフォームを提供できる
- ユーザー向けに入力フィールドを簡略化したり、独自のUIを設計できる
※カスタムフォームはRecord Producer以外にも可能方法 適用範囲 特徴 レコードプロデューサー Service Catalog 簡単にリクエストフォームを作成できる フォームデザイナー 既存テーブルのフォーム フォームのレイアウトを変更可能 UIポリシー 既存フォームの動的変更 条件に応じてフィールドを表示・非表示 Service Portal 完全カスタムフォーム 高度なUIカスタマイズが可能
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任意のテーブルにレコードを作成
- インシデント(incident)、サービス要求(sc_request)、またはカスタムテーブルにデータを登録可能
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スクリプトでの動的制御が可能
- スクリプト(Producer Script)を使って、フィールドの値を計算したり、特定の条件で動作を変更できる
- 例:「カテゴリが〇〇のとき、説明フィールドを必須にする」など
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Service PortalやSelf-Service UIから利用可能
- エンドユーザーが使いやすいUIでリクエストを作成できる
よくある活用例
用途 | 対象テーブル | 利用ケース |
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インシデント登録 | incident |
ユーザーが「システム障害」や「パスワードリセット」を申請 |
新規ユーザー作成 | sys_user |
IT部門が新しい社員のアカウントをリクエスト |
ハードウェアリクエスト | sc_request |
ユーザーが新しいPCやスマホを申請 |