※この記事はServiceNow初心者が学習用のために記載した記事です。内容について誤っている場合がございます。不足点などございましたらコメントいただけますと幸いです。
はじめに
表示方法
Application Picker (アプリケーションピッカー)
- 右側のもの
- 目的: 現在作業しているアプリケーションスコープを選択するための機能
- 役割
- グローバルスコープやカスタムアプリケーションを切り替える
- 作業内容をどのアプリケーションに紐づけるかを指定する
- 例
- グローバルスコープ (Global)
- カスタムアプリケーション (例: "My Custom App")
- なぜApplication Pickerを変更する必要があるか
- アプリケーションスコープごとのデータや設定を分離するため
- ServiceNowでは、アプリケーションスコープごとに設定やデータが分離されている
- 間違ったスコープで作業すると、想定外のテーブルやスクリプトが変更され、別のアプリケーションに影響を与える可能性がある
- 適切なスコープでカスタマイズや開発を行うため
- 新しいカスタムアプリケーションを作成するときや、既存のアプリケーションを修正するときには、そのアプリケーションスコープを選択する必要がある
- デプロイやアップデートを安全に管理するため
- スコープを分けることで、アプリケーション間の依存関係や不具合のリスクを低減する
- カスタマイズや新機能を簡単に他のインスタンスへ移行できるようになる
- アプリケーションスコープごとのデータや設定を分離するため
- どういうときに使うか
- カスタムアプリケーションを開発する場合
- 自分のアプリケーションを作成し、スクリプト、テーブル、モジュールなどを追加したいときに、対応するスコープを選択する
- 例: My Custom App スコープで新しいテーブルやUIポリシーを作成する
- グローバルスコープでの作業が必要な場合
- 全体的な設定や共通リソース(例: システムプロパティやナレッジベース)を変更する場合は、Global スコープに切り替える
- 他のアプリケーションの機能をカスタマイズする場合
- 他のアプリケーション(例: ITSM、CSM、HR)を拡張する場合に、そのアプリケーションのスコープを選択して作業する
- 既存のアプリケーションを調査・修正する場合
- 他の開発者が作成したアプリケーションをメンテナンスしたり、バグを修正するときに利用
- 特定のスコープでのデバッグやテスト
- テスト環境で特定スコープの機能が正常に動作しているか確認する際にもスコープを切り替える
- カスタムアプリケーションを開発する場合
Update Set Picker (アップデートセットピッカー)
- 左側のもの
- 目的: 現在アクティブなアップデートセットを選択するための機能
- 役割
- カスタマイズや変更内容を記録し、他のインスタンスに移行できるようにする
- アップデートセットを切り替えることで、変更のトラッキングや分類が可能
- 例
- Default(デフォルトアップデートセット)
- Custom Update Set(カスタムアップデートセット)