はじめに
Windows 7, Windows Server 2008 R2の環境を構築することがあったのですが、その時にロールアップを使って比較的短時間で最新のパッチまで当てることができました。
方法にはとても丁寧な説明がすでにあるのですが、具体的にどれくらいかかったかを、備忘録もかねてこちらに残します。
前提条件
OSが以下のバージョンであること
- Windows 7 SP1
- Windows Server 2008 R2 SP1
実施方法
①準備からロールアップ適応まで
@ITの記事を参考にして進めます（図解付きで丁寧でとても分かりやすいです）。
②ロールアップの適用
- KB3020369をダブルクリックして実行...再起動なし。1～2分程度とすぐ終わる
- KB3125574をダブルクリックして実行...再起動あり。30分程度かかる
③プロキシの設定（必要に応じて）
「WindowsUpdate時のプロキシ設定」をご参照のこと
④Windows Updateを実施
ロールアップで適応されない残りのパッチを適用します
（ロールアップ後でも60個程度のPacthが未適用）
※※注意！！※※
- プログレスバーの画面が検索中のところから変わらなくても、強制的にリセットしないこと！そのまま待っておくこと（ダウンロードの画面に変わるまで、2時間以上かかったPCもありました）
- １回目のWindows UpdateではいくつかのPatch適用が失敗するので、すべてのPatchが適用されるまで、2～3回Windows Updateを実施する
結果
環境にもよると思いますが、私の場合最新パッチの適用完了まで2～3時間かかりました。
聞いた話ではロールアップを使わずに、すべてWindowsUpdateでパッチを当てた場合、場合は丸１日以上かかったそうですが、この方法だと半分以下の時間でした。
参考資料
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1605/20/news041.html
（図解付きの詳しい説明が載っています）
備考
ちなみに、10月以降 WindowsUpdateは「ロールアップモデル」に移行するらしいので、このようなまどろっこしい作業をしなくてよくなるかもしれません…
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1015360.html