はじめに
プロキシを利用している環境でWindows Updateを使用する場合、IEのプロキシ設定のみではWindows Updateの通信がうまくいかない場合があります。
特に、プロキシ認証を使う場合の設定情報(「③認証情報の設定」の項目)がネット上でも少ないので、備忘録を兼ねてその設定方法をまとめました。
前提条件
OSがWindows 7以降であること
設定方法
①IEのプロキシを設定
[コントロールパネル]⇒[すべてのコントロールパネル項目]⇒[インターネットオプション]で設定する
※詳細は日経トレンディネットさんの記事をご参照ください
②winhttp(Windows Updateで使用するもの)の設定
管理者権限でコマンドプロンプト(cmd)を起動し、以下のコマンドを入力
netsh winhttp import proxy source=ie
③認証情報の設定(必要な場合)
認証情報(ID/PW)が必要な場合、資格情報マネージャで設定する
- [コントロールパネル]⇒[すべてのコントロールパネル項目]⇒[資格情報マネージャ]
もしくは、ファイル名を指定して実行(Windowsキー + Rキーで起動可)で、以下のコマンドを入力
control userpasswords2
- [詳細設定]タブの[パスワードの管理]ボタンをクリック
- [汎用資格情報]にプロキシへの認証情報を追加(Windows 10では[Windows資格情報]配下にある)
参考資料
WinHTTPプロキシの設定方法
(OMEGATさんの2009/10/5の投稿あたり)