Nextremer Advent Calendar 2017 15日目の記事です
こんにちは、Nextremer園芸部です。Nextremer東京オフィスでは、11月よりIoT植木鉢Parrot Potを使ってホウセンカズラを育てています。今回はparrot potとAPIの使い方を書きます。
何ができる?
- 植木鉢内のセンサーで生育環境のデータを計測
- 土壌湿度
- 照度
- 気温
- 肥料レベル
- スマホアプリで状態を管理、日、週、月、年単位でグラフが見られる
- 土壌湿度が閾値まで下がると自動で水やり可能
- Bluetoothでスマホと同期した際、植木鉢内のメモリに保存されているデータがクラウドにアップロードされる
- python、raspberry pi、AndroidでAPIが利用可能。CSVをdumpしてくれる
初期設定
- 植木鉢の上層部を開けて単3電池4本を挿入
- 鉢の中に腐葉土を入れ、育てたい植物を植える
- iPhone, AndroidでFlower Powerをダウンロード
- 植物DBから自分の育てる植物を選択、Bluetoothで同期
- 育成開始
APIの使い方(python)
①
Parrot Flower Power for Developerからアクセスキーとシークレットキーを取得します。
②
Flower Power APIをgit clone
※APIは2系で書かれているので、3系で使いたい方はApiCloud.pyとCSVDump.pyのprint文が使われている箇所を書き直す必要があります
③
main.pyにアクセスキー、シークレットキー、ログインネームとパスワードを入力します。
username = 'YOUR_USERNAME'
password = 'YOUR_PASSWORD'
client_id = 'CLIENT_ID'
client_secret = 'CLIENT_SECRET'
これでmain.pyを実行
Loggin successful!
Dump Parrot pot 9d0c.csv
From: 2017-11-28 17:35:57
To: 2017-12-05 17:35:57
取得する期間は、main.pyの中の
dumpAllFlowerPower(api, since, until)
のsinceとuntilに日付を入力することで変更可能。