環境
- VirtualBox 5.1.26
- Host OS: Windows10
- Guest OS: Ubuntu 16.04LTS
Host OS側の準備
- 任意の場所に、共有したいフォルダを作成。
- VirtualBox マネージャーから共有フォルダを作成したいguest OSを選択し、「設定」を選択。
- 「共有フォルダー」を選択。「フォルダーリスト」横のプラスマークのついたボタンを押す。
- さきほど作成したフォルダを選択。~~永続マウントにチェックをつける。~~自動マウントにチェックをつける。
これで、Host OS側の設定は終わり。
Guest OS
- ツールバーの「デバイス」からGuest Addtions CDイメージ挿入を選択
- 起動を促されるので起動。パスワードも必要。
- 一度再起動。
- 共有用のディレクトリを作成。
- 起動後、上でコマンド入力。
$ sudo mount -t vboxsf <Host OS file name> <Guest OS file name>
上記のコマンドを入力。<>の部分にそれぞれ作成したフォルダ、ディレクトリ名を入力すれば完了。
気になったこと
~~Host OS側で「永続マウント」にチェックをつけたけど、起動するたびにmountコマンドを打たなくてはいけない。~~シャットダウンしないで仮想マシンの保存を選択するべきなのかはよくわからない。とりあえず、現状は起動ごとにmountコマンドを打つ。
追記 2017.9.3
自動的にマウントできなかった問題を解決できたので、追記しておきます。
どうやら原因は、共有フォルダ設定の自動マウントにチェックが入っていたことらしい。VirtualBoxのマニュアルを読んでいたらこんなことがかいてあった。
To mount a shared folder during boot, add the following entry to /etc/fstab:
sharename mountpoint vboxsf defaults 0 0
起動中に共有フォルダをマウントしたければ、/etc/fstabに以下の記述をしろってことらしい。ってことで、以下のように書いてみました。
share_host /home/user/share_guest vboxsf defaults 0 0
これで再起動をかけてみたら自動同期されるようになっていた。自動マウントのチェックが悪さをしていることに気づけてよかった。
参考
- VirtualBox help Manual