早速インストール、インストーラは日本語対応
MeePet や TC001 で遊んでいてすっかり Graph Math+ の情報を追いかけていなかったのだが、1週間以上前?にアップデータが来ていたようだ(アップデータのタイムスタンプは12/10になっている)。
フランス語を読んでやらなきゃいけないのか…と思いきや、英語ページにアップデータが置いてあった。
(ダウンロードページに直リンクできないので、手前のLicense Agreementページ)
Download Resource の一番上に Graph Math+ が来ている!
上から Win版/Mac版のOSアップデートインストーラ、OSアップデートマニュアル(英仏西)、Pythonアプリ。
さっそくOSアップデータをダウンロードし、圧縮ファイルを展開して実行。
fx-CG100、GRAPH MATH+、fx-1AUの3機種共通で使えるアップデータらしく、インストーラは日本語にも対応していた。拍子抜け。
Graph Math+ での操作も含め丁寧に指示が出るのでそれに従って進めていく。
以下の画面が出たら Graph Math+ を電源 OFF のままつなぐ。
自動的に電源が入り、 Graph Math+ の画面にポップアップが出るので、 OS Update を選択すると Receiving... と表示される。この画面を確認して PC 側のダイアログを OK。
データ送信→電卓バージョンチェック→消去→アップデートと進んでいく。
3分ほどで終了。 Graph Math+ 側は再起動後、言語選択画面となる。
さて、 Ver.1.00 のメニュー画面と Ver.2.00 のメニュー画面を比較してみる。一目瞭然。アプリが倍に増えてる!!!!
Finance アプリ。 fx-CG50 と同内容(インターフェイスは若干異なる)。
Prob Sim アプリ。 fx-JP900CW の Math Box アプリに似ている。
その他、 3D Graph 機能なども追加。
BASIC や E-CON(データロガー)を除き、 fx-CG50 にあった機能がほぼ網羅されている。
本体で確認できるバージョン番号は 02.00.2202。
今回のアップデートで Graph Math+ に入れておいたデータが消えることはなかった。
念のためバックアップしておいた方がよいのは言うまでもない。
クリスマスプレゼントとも言える大幅アップデート、価格は据え置き
アップデートの詳細は TI-Planet でも取り上げられているので参考にされたい(フランス語だが)。
ドイツのアマゾンで一時品切となって価格が上がっていたが、再び在庫が復活して送料込み58.3ユーロ(約9600円)に値下がりしている(2024/12/28現在)。
国内出荷の fx-CG50 と比べると半値以下で購入できるので、グラフ電卓や、グラフ電卓で動くPython(MicroPython)に興味のある人は購入を検討してみてはいかがだろうか。
日本でも普通にこの価格で買えるようになればわざわざこんな紹介をするまでもないのですけれど。