0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

[Ruby]レーシバ自身を変更するとは?

Posted at

#概要
配列からnilである要素を取り除いた新しい要素を返すメソッドcompactですが、compact!となにが違うのかとおもいました。

リファレンスには「!」がつくほうはレシーバ自身を変更するメソッドとありました。

では、「レシーバ自身を変更する」とはどういうことなのでしょうか

#レシーバとは
レシーバとはメソッドを実行するオブジェクトのことです。
下記だと、.の左側のarrayです。

array.compact
array.compact!

#レシーバ自身を変更するとは

レシーバとはメソッドを実行するオブジェクトのことでしたので、「レシーバ自身を変更する」とは、このオブジェクトが変更されるということになります。

object_idをみてみます。

sample.rb
fruits = ["apple", nil, "orange", nil, nil, "banana"]

puts fruits.object_id
fruits =  fruits.compact
puts fruits.object_id
ターミナル
70311962445680
70311962445540

まずは「!」がないほうですが、idが違います。
つまり、配列fruitsから、compactメソッドによりnilを除いた新しい配列fruitsができたことになります。

次は「!」をつけます。

sample.rb
fruits = ["apple", nil, "orange", nil, nil, "banana"]

puts fruits.object_id
fruits =  fruits.compact!
puts fruits.object_id
ターミナル
70332086281520
70332086281520

idが同じです。
つまり、配列fruits自身が変更されたことになります。

これがレシーバ自身(今回でいうとfruits)を変更するの正体でした。

#まとめ
レシーバ自身を変更とは破壊的メソッドということでした。

今回は「!」をつけるつけないで、参照元から変更するかしないかを選択できます。
「!」をつけ参照元から変更するメリットは、メモリの節約ってところでしょうか。

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?