はじめに
今回はOSを含んだデータ移行を対象に話したいと思います。私の失敗談も踏まえて話したいと思います。お付き合いください。
データ量を意識しましょう
皆さん、余裕のあるデータ容量を確保することは心がけていますか?特にCドライブの容量は最初に意識する必要があります。昨今、各アプリケーションが進化する中でデータ量が増加傾向です。そして今後も増加するでしょう。そこで私たち開発者も開発するときのデータが増えていくことが予測されます。様々な研究でデータをどう扱い少なくするのか、多いデータを処理するか議論されているみたい。
SSDやHDDを買うときの基準
PC構成でWIndowsの方であればC driveストレージ容量を一番気を付けましょう!!
私の肌感覚であれば3割ほど余白を作ることが重要だと考えます。(半分以上っていう人もいるけど)
ex) 1TBなら300GBを余裕
*この思考は一番重要です。YoutubeやXなどでPC性能・ベンチマークしますがストレージいっぱいだと性能を十分に発揮されません。(ぜひ、平日に近くの電化製品の店員に質問してみたら楽しいと思います。)
ストレージ構成(参考に)
ストレージ移行
2023年,私は当初1TBのストレージ構成でした。しかし、研究/開発/ゲームを行う中で3Dモデリング開発環境を整えると900GBになってしまいました。結果、PCの挙動がおかしくなりました。(画面が急に点滅したりなど)
そこでC Drive/OSを含んだストレージを移行することにしました。以下手順を説明してます。
移行する手順
C Driveのストレージを移行する際には、以下の手順に従って進めることができます。この手順は、Windowsの標準的な方法に基づいていますが、異なる状況によっては適用できないこともあります。重要なデータが含まれる場合は、事前にバックアップを作成することをお勧めしますね。
注意: これらの手順は慎重に行う必要があり、誤った操作がデータ損失を引き起こす可能性があるため注意してくださいね。
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バックアップの作成:
- C Dirveに格納されている重要なデータをバックアップします。外部ドライブやクラウドストレージなど、安全な場所にバックアップを作成する。
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新しいストレージデバイスを用意:
- 移行先となる新しいストレージデバイスを用意します。これは新しいハードドライブ、SSD、または外部ストレージなどです。
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Windowsのバックアップと復元ツールを使用:
- Windowsには「バックアップと復元」ツールが組み込まれています。これを使用して、システムイメージやファイルのバックアップを作成します。
- 「コントロールパネル」から「システムとセキュリティ」を選択し、「バックアップと復元」をクリックします。
- 復元ツールを月額で払いました。(EaseUSなど有名で選択すればOK)
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新しいドライブの設定:
- 新しいドライブをパソコンに接続します。これは内部または外部ドライブのどちらでも構いません。
- Windowsが新しいドライブを認識したら、「ディスクの管理」に移動して新しいドライブに割り当てるドライブレターを設定します。
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データの移行:
- バックアップからデータを復元するか、手動でデータを新しいドライブに移動します。
- すべてのデータが新しいドライブに移行されたことを確認してください。
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ブート情報の更新:
- 新しいドライブに OS が正しくインストールされている場合、ブート情報を更新する必要があります。これには、Windowsの修復ツールやサードパーティのブートマネージャツールを使用できます。
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テスト:
- パソコンを再起動して、新しいドライブが正しく動作しているか確認します。必要に応じて、BIOSまたはUEFI設定でブートデバイスの順序を調整します。
これらの手順を慎重に実行することで、C ドライブのストレージを新しいデバイスに移行することができます。ただし、データのバックアップと手順の正確な実行は非常に重要です。
失敗談
- 私は1TBから2TBに拡張する形なので、Cloneする構成を変更せず自動Cloneを行ってしまいました。結果、2TBに拡大したのに1TB分が未割り当てになってしまいました。2TBストレージを購入した意味がなくなってしまいました。
- 次に、OSを含んだストレージが2つあるため、次起動させる際はどちらかのストレージを外して起動させなければいけないのですが、何度も起動させてしまいました。(3度起動させた)結果、1TBに入ったデータ(元々のデータ)は読み込み不可能になってしまいました。
- 最後の選択として、ストレージの割り当てを分けて使い続けるか、初期化するかの2択に絞られました。(初期化して環境構築し直しました。)
移行失敗してよかった
- 今まで環境構築してきたのに、水の泡になった経験は一生忘れることはありません。(今まで頑張ってきた環境構築が水の泡だなと思って初期化した記憶など)
- OSについて客観的に調査できた。各ストレージでの役割を勉強できた。回復パーティションやNTFSなど形式について調べた一生の思い出です。
- SSDの付け替えを何度も行ったことによってF1自動車のタイヤ交換並みの速度上達。(何度も挙動チェックを行いました。)
さいごに
- こうやって自分はOS自作/CPU自作へと沼に走っていくのであった。(容量って気にしたことない自分にとって一つのきっかけになりました)