各国の高速道路でETCを経験して最近日本のETCを通った時にふと思って調べました。
「ETCの基礎技術:DSRC」ってどういう仕組みなのか?
- ETCは5.8 GHz帯のアクティブ方式DSRCによる無線通信を利用して通行車両の料金収受を行うシステムである。
- DSRCの特徴として、アンテナの指向性と高精度なキャリアセンスにより、通信エリアを意図的に狭くコントロールしている。
- DSRC通信プロトコルは、7層のOSI参照モデルの中で高速走行時での通信を考慮して第3-6層が存在せず、物理層・データリンク層・応用層の3層から構成。
- ASK方式(On-Off Keying)でETCの運用を図っていることが分かった。
- π/4シフトQPSK方式ではガソリンスタンドや駐車場などでのキャッシュレス決済、インターネット接続、物流管理などへの利用に期待され仕組みを多様化できるようにおもう。基準となる波形と、位相を90度、180度、270度ずらした計4つの正弦波を用い、それぞれを一つの値に対応付けることで一回の位相の変化で2ビットの値(00~11)を送ることができることから計算処理ミス回数が減るイメージがあって使いやすそうであるが。
規格でアメリカのIEEEが標準化することで信頼と情報が管理がしやすいように感じました。
現時点でわかるのはここまでです。また新たな情報が分かり次第(たぶん)追記します。