オレイリーの「入門 監視」で付録に記載があった「Mackerel」に触発され戯れたときのメモ書き
Mackerelって何?
株式会社はてなが開発したSaaS型のサーバ監視サービス。
本来監視システム構築するのに監視サーバを立てる必要があるが、その手間がないのがメリット。
Mackerelの料金の話
以下に記載がある通り、2つの料金がある。
制限のあるフリープラン(無料)とスタンダードプラン(有料)。
Mackerelのインストール方法
4ステップで完了。インストールするとき面倒な設定は一切不要。
1 Mackerelでユーザーを作成する
2 Mackerelの画面よりオーガニゼーションを作成
3 Mackerelの画面よりエージェントをインストールを選択
※ Amazon LinuxやCentOSやWindowsといったOSを選択
4 発行されたエージェントのコマンドを入力
MackerelでCPUの監視設定
MackerelはGUIベースで監視設定を行う。
画面より「Monitors」を選択。
メトリックから「CPU」を選択。閾値を黄色を70%、赤色を90%に設定。
これで監視設定が完了。
※ 監視は、CPU以外にもディスクやメモリなどが可能。
MackerelでCPUアラート通知くるかテスト
実際にCPUに負荷をかけて、アラート時の動作を確認。
今回、負荷テストツールである「Stress」を使用する。
監視対象:CentOS
※ Windowsの場合、CPUSTRES.EXEという負荷ツールがある。
監視サーバに以下のコマンドを実行
yum install -y stress
インストール確認
stress --version
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stress 1.0.4
負荷テスト実行
例1) Stressツールより10プロセス3分間CPUに負荷をかけるコマンド
stress --cpu 10 --timeout 3m
例2) Stressツールより2プロセス3分間メモリーに2Gバイトの負荷をかけるコマンド
stress --vm 2 --vm-bytes 2G --timeout 3m
「Mackerel」の画面を確認するとAlertが発生していることがわかる。
stressは、ディスクやメモリにも負荷が与えることも可能。
その他運用で必要そうなTips
「Mackerel」のヘルプページ
https://mackerel.io/ja/docs/
ヘルプページにはSlackにアラートを通知するといった記事が掲載されている。
https://mackerel.io/ja/docs/entry/howto/alerts/slack
HTTPステータスの監視やSSL証明書の監視も可能。