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WHITEPLUSAdvent Calendar 2017

Day 24

プログラムで操作できる照明 『Philips Hue』のお話。

Last updated at Posted at 2017-12-23

はじめに

この記事はWHITEPLUS Advent Calendar 2017の24日目です。

こんにちは。株式会社ホワイトプラス、マーケターの@harupoです。

今回は、ワイもかつては一応エンジニアやってん・・・という思いを胸に、プログラムで操作できる照明の話を書こうと思います。

スマートIoT照明 『Philips Hue』とは

皆さんは、Philips社が販売している「Hue」という照明をご存知でしょうか。

image.png
出典:Philips Hue

「Hue」は見た目こそ普通の電球ですが、スマホやタブレットから照明のON/OFF、明るさや色を調整することができる特徴があります。

「…で?」

と思ったことでしょう。

「スマホで操作? 壁にあるスイッチを押せばいいじゃない。」
「調光できる? 一般的な色以外、普段の生活で使わないでしょ。」

はい、__全くその通り__です。

雰囲気の良い写真を持ってきて、Hueの魅力を伝えようと試みましたが、
冷静になって考えてみるとそうなりますよね。なお、上記は妻のセリフです。

けど、ちょっと待っていただきたい。

「Hue」は、スマホでちょいちょいと操作できるだけの照明ではないのです。

APIを使って制御できるんです。
自分で作成したプログラムからAPIを実行して、「Hue」を操作することができる。
つまり、__利用する側の創意工夫__によって、__利用用途は無限大__に広がるわけです。

……え? でも私はプログラムを書いたことがない?

大丈夫です。ご安心ください。

エンジニアじゃなくても、ちゃんと色々できるようになっています。
実際に、エンジニアからマーケターとして転生した私でも「Hue」を使えているのです。
冷ややかな妻の視線を除けば、何の問題もなく便利に使えています。

まずは、「Hue」の公式アプリの機能を見て見ましょう。

公式アプリだけでも色々遊べる

  1. ルーチン設定
    2. タイマー連動
    * 起床時間に合わせて徐々に照明を明るくする。
    * 就寝時間に合わせて徐々に照明を暗くする。
    * 特定の時刻に照明を操作する。
    3. GPS連動
    * 外出したときに自動的に照明を消す。
    * 帰宅したときに自動的に照明をつける。

  2. シーン設定

    • 任意の写真から色を抽出して照明を調光する。
      • 例:夕暮れのシーン・北極のオーロラ・マグロのお寿司など
  3. スマートスピーカー連携

    • AlexaやSiriから照明を操作することができる。
      • 例:「Hey, Siri 照明をもっと明るくして」

これらの事を、プログラムを1行も書く事なく実現することができます。
公式アプリだけでも結構遊べます。いえ、便利に使えます。

マグロのお寿司の写真で調光してみよう

Hue公式アプリには、好きな写真を読み込ませて、その写真の色合いを照明で再現する機能があります。なんと便利な機能なのでしょう。

具体的な例として、「鮪のお寿司」の写真を読み込ませてみます。

image.png

  • 読み込んだ画像はこれ

これが……
 
 

  

こうなります。右上のランプがシャリ部分ですね。

ちなみに、天井のHue以外にデスクの上にも2つのHueランプがあるのですが、こちらもセットでマグロ仕様になります。

私は大変楽しいのですが、やはり妻の目線は冷凍マグロのように冷たいです。

APIを使って自由にHueを操作する

さて、APIを使うとどのようなことができるのでしょうか。
ホワイトプラスの社員目線で考えてみます。

  1. マーケティング
    1. 目標数値が達成したら、ハッピーな演出で照明が点滅する。
  2. システム
    3. 障害が発生すると、照明が赤く光ってお知らせする。(https://hacklog.jp/works/52108)
    4. プログラミングするときに、青系の光にして集中力を高める。
  3. プロダクト
    4. 衣類の検品時にシミの見落としがないように、どんな環境でも同じ照度・色温度を再現できるようにセンサーとHueを連動させて調光する。

10分くらい考えてみましたが、なかなか出て来ません。
「それは照明を制御する以外の方法が適しているのでは?」→「いかにも。」の自問自答。

いい感じのアイディアを思いついた人は、是非こちらから「話を聞きに行きたい」を押してご連絡ください。そして一緒に楽しく働きましょう。

最後に

今回は紙面の都合で、APIを使ったチュートリアルまで踏み込むことができませんが、興味を持たれた方は是非Hueをまとめ買いして、開発資料を参考に楽しい照明生活を送ってくださいね!

ホワイトプラスでは、一緒に働くマーケターを募集しています。

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