#【Linux /etc/passwd, /etc/group】
#ユーザ管理
Linuxを扱う上でユーザ管理はとても重要
今後のためにもしっかり理解したい。
##/etc/passwd
書式
例) user50:x:500:500::/home/user50:/bin/bash
「:」で各情報が区切られる。
第1フィールド ユーザ名
第2フィールド パスワード
第3フィールド ユーザID
第4フィールド グループID
第5フィールド コメント欄
第6フィールド ホームディレクトリ
第7フィールド ログインシェル
※第2フィールドのパスワードは、設定済みであれば「x」が記載される。
→「x」パスワード情報は /etc/shadow に格納される。rootユーザーしか読めない。
###それぞれのパーミッション
/etc/passwdは、644 (rw-r---r---)
→ rootユーザは、読み書き可能。それ以外は、読み取りのみ。
/etc/shadowは、400 (r----------)
→ 一般のユーザがパスワードを見ることはできない。
##/etc/group
書式
例) group50:x:500:tanaka
「:」で各情報が区切られる。
第1フィールド グループ名
第2フィールド グループパスワード
第3フィールド グループID
第4フィールド グループに所属するユーザのリスト
※第2フィールドのグループパスワードは、設定済みであれば「x」が記載される。
→「x」グループパスワード情報は /etc/gshadow に格納される。
##・問
Q、/etc/shadowを参照するために/etc/passwdの第2フィールドに記述するのは。
A、x
Q、ユーザのプライマリグループが記述されているのは。
A、/etc/passwd
Q、/etc/groupに記述されているのは。
A、グループ名、グループパスワード、グループ名、グループに所属するユーザのリスト