【HTTP レスポンスステータスコード】
MDN Web Docs HTTPレスポンスステータスコードをもとに学びました。
HTTPステータスコードを理解することは大事。
→ Webサイトの構成エラーを診断、修正するための貴重なツール
→ ステータスコードを理解していれば、エラーを修正する時に予想が立つ。
→ 重要なものだけでも覚えておくと開発の時に役に立つ。
HTTP レスポンスステータスコード
HTTPにおいてWebサーバからのレスポンスの意味を表現する3桁の数字のコードからなる。
サーバーからのメッセージで特定のページを表示するリクエストを受信したときの状況を知らせる。
5つのクラスにレスポンスは分類される。
特定のHTTPリクエストが正常に完了したかどうかを示す。
一般的に100番台と200番台は、サイトが正常に機能していることを知らせるもの。
→ 検索エンジンボットが通常通りの仕事をこなす。
基本的に重要なのは400番台と500番台のコード
→ ボットによるページのクロールとインデックス登録の邪魔をする可能性がある。
情報レスポンス (100–199)
リクエストは受け取られ、処理は継続される。
成功レスポンス (200–299)
リクエストは受け取られ、理解され、受理された。
リダイレクトメッセージ (300–399)
リクエストを完了させるために追加的な処理が必要。
クライアントエラーレスポンス (400–499)
クライアントからのリクエストに誤りがあった。
サーバエラーレスポンス (500–599)
サーバがリクエストの処理に失敗した。
よく使われるステータスコード
2019年、The Five Most Common HTTP Errors According to Google - Pingdom Royalで、よく使われるステータスコードランキングが発表されたそうです。
・ランキングTOP5
500(Internal Server Error)
Webサーバで何らかのエラーが発生したことを汎用的に使用できるエラーコード
最も一般的なエラーとなっている。
403(Forbidden)
Webサイト上のアクセスが禁止されているディレクトリにアクセスを試みた場合などに発生するエラー
401エラーと似ているものの、ログインの結果表示されるエラーではなく、401エラーとは明確な違いがある
404(Not Found)
存在しないWebサーバ上のリソースにアクセスしようとした時に発生するエラー
リンク切れやURLのタイプミス、管理者によってページが別の場所に移動させられた場合などに発生する
400(Bad Request)
Webブラウザが誤ってアクセスした時やリクエストが途中で破棄された時などに表示されるエラー
401(Unauthorized)
制限付きWebページにアクセスした場合に表示されるエラー
通常はログインに失敗した場合に表示される。
まとめ
Webブラウザからのリクエストに誤りがあり、レスポンスを返せなかったことを表す400番台が一番使われている。
100番台のステータスコードは情報不足である。
200番台は正常である。
300番台は追加処理が必要である。
400番台はWebブラウザからのリクエストに誤りがある。
500番台はサーバーがリクエストの処理に失敗した状態。